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【ジェフ・ベック】 大人しい普通車にスーパーカーのエンジンを積んだかのような「ビッグ・ブロック」

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

ビッグ・ブロック

1989年にリリースしたギター・ショップ(Jeff Beck’s Guiter Shop)に収録されています。
このアルバム、1990年にはグラミーもとってますね。
アルバムでは、テリー・ボジオ(ds)、トニー・ハイマス(key)のトリオ編成で、トニー(・ハイマス)がシンセ・ベースも担当していたと思います。

ステージでの「ビッグ・ブロック」は、
奇抜なフィンガリングと、フロアーが静まり返る勢いの圧倒的なヘヴィーサウンドでガンガン行ってます。
それにしてもジェフ(・ベック)が楽しそうなのが、印象的です。
メンバーもインスパイアされて、すごく楽しそう、
リハーサルでは無かったプレイが次々と出てくるのを、怖いもの見たさと言うような感じでドキドキしながら待っている、音楽少年・少女のような顔つきです。

また、タメが変則的でロックンロールのように乗り切れないので、全て受け身にさせられるオーディエンスも息を飲んでいる感じです。

アルバムジャケットが、カー・メンテナンス&チューンアップショップのようなデザインですので、
聴きながら、曲ごとに色んな車をイメージしてしまいます。
この曲は、普通の大人しいセダンの車体にスーパーカーのエンジンをこっそり積んで、
普通にしておきながら、一度アクセルを踏むと、目にもとまらぬ勢いで爆走しているイメージです。

あんな風に弾きたいとギターリストだったら思う曲ですね。
宝箱のような作品です。







 

ご覧いただき、ありがとうございました。

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