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9度の手術、合計175針の縫い跡が刻まれた不屈の男が遂に引退を表明【館山昌平】

こんにちはー。
プロ野球シーズンも終盤になると少し寂しいニュースを目にすることが増える季節。
また1人の名選手が現役引退を表明しました。

松坂世代の名投手【館山昌平】

1980年−81年生まれの選手は怪物・松坂大輔選手と同年ということでプロ野球の中でも松坂世代と言われてきました。
甲子園を沸かせた松坂大輔に追いつけ追い越せと努力を重ねてきた世代とも言える年代です。
38歳-39歳というベテランの年代となり、現役でプレーする選手も残り8人となってました。
そんな中、1人の投手が現役を表明しました。

画像引用元 日刊スポーツより

館山昌平(たてやましょうへい)
1981年3月17日生まれ
神奈川県厚木市出身
身長181センチ 体重98キロ

高校時代は日大藤沢高校に在学し、たびたび横浜高校の松坂大輔と投げ合ってきました。
甲子園には1998年春のセンバツ大会に出場したことがあります。
卒業後は日本大学へと進学し東都リーグで活躍し、2002年ドラフト3位でヤクルトスワローズに入団。
サイドハンドから最速153キロのストレートや多彩な変化球で抑える右のエースとして活躍。
2009年には16勝をあげ最多勝にも輝いた名投手でした。

9度の手術、175針の縫い跡を残す不屈の男

右のエースとして通算17年の現役生活の中で通算勝利数は85勝。
イメージ的には勝利数が少なくてアレ?っと思ってしまう方も多いんではないでしょうか?
それもそのはず、館山投手の現役時代はケガとの戦いが多かったからです。

右肘のトミー・ジョン手術を3回も経験し、他にも肩関節・股関節の手術も合わせて計9回の手術を経験しているんです。
身体に刻まれた手術の縫い跡は合計175針とのこと。
ケガとの戦いから何度も何度も復活を果たした不屈の男なんです。

丸刈りの坊主の理由

館山投手は丸刈りの坊主や超短髪のイメージがありますが、これも手術のためだというエピソードもありました。

「右肘にメスを入れて手術をすると右腕が当分動かなくなる。左腕から腱を移植するから両腕が使えなくなる。その間、髪を触れないし、伸びていたら邪魔になることが多い。だから丸刈りが一番、便利なのよ」
引用元 Number webより

手術した右腕が使えなくなるのはイメージできるのですが、左腕も使えなくなるんですね。。。
そんな思いをしてまで、マウンドに立ち続けることを選択した不屈の男。
そういう姿がファンを魅了するんですよねぇ。

僕自身も右肘の故障で何度も苦しんだ経験がありますが、手術はせず野球を辞めることを選択しました。
きっと日常生活にも様々な苦労や工夫があったのではないかと想像されます。
それでも野球が好きだから手術を乗り越え、地道なリハビリを乗り越えてマウンドに戻ってきたんですね。

ケガはしないのが一番良いのですが、そこまで身体を酷使してプロとして活躍したんだなぁー。
館山投手の有志はプロ野球ではもう見ることができませんが、いつの日かユニフォームをきて指導者として戻ってきて欲しいなって思います。
館山昌平さん、現役生活お疲れ様でした!!!
それでは、またっ!
 


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