こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
カルロス・サンタナ
ウッドストックで、度胆抜かし
カルロス・サンタナは、1969年バンド【サンタナ】としてデビューしました。
デビューのきっかけは、みなさんご存知のウッドストックへの出演です。
確か、30組以上のアーティストが参加したと思いますが、そんな中で、サンタナは、オーディエンスの誰も知らない(は、言い過ぎですが)バンドで、誰も期待してなかった状況だと思います。
『まあ、賑やかしに聴くか』くらいの気持ちだったと思います。
しかし、これを見事に打ちのめしました。
ベトナム戦争が混とんとする時代背景の中で、サンタナの未知のスーパープレイに若者たちは、『何か出口を、何か光を』見いだしたのかも知れませんね。
ラテン・ロックの源流
ウッドストックでの成功がデビューに繋がりましたね。1969年アメリカン・ドリームを成しえました。
70年には、第2段アルバム「天の守護神」をリリース
2曲目の「ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン」が大ヒットしてトップアーティストの仲間入りを果たしました。
パーカッションを積極的にフーチャーし、ラテン・ロックの源流になりました。
ブラック・マジック・ウーマン
ブルース・ブレイカーズ(ジョン・メイオール with)
サンタナのブラック・マジック・ウーマンの大ヒット、ラテン・ロックの源流には、まだ上流があります。
このブラック・マジック・ウーマンは、これもご存知の方多いと思いますが、フリートウッド・マックのカバーですね。
ジョン・メイオール率いるブルース・ブレイカーズのリード・ギターリストだったエリック・クラプトンが脱退し、その後釜にピーター・グリーンが加入しました。
ピーター・グリーンは、期待以上の応えを出し注目されましたが、1967年ブルース・ブレイカーズでの盟友のミック・フリートウッドと最終的にフリートウッド・マックを結成します。
そして日本デビュー盤イングリッシュ・ローズ(イギリスでは、ピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック)にこのブラック・マジック・ウーマンが収録されています。
原曲は、ブルースですね。
ミック・フリートウッド ブルース・バンド
ブラック・マジック・ウーマン
9分に及ぶブルース、聴きごたえあります。
2008年イギリス、カンタベリーでのコンサートです。
どうでしたか、サンタナのラテンの泣きもいいですが、ブルースの泣きもいいですね。
どちらも主役です。
歳を経ると、どうもブルースの方が、いいような気になります。
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