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小坂忠「ほうろう」、時代を支えた特級ミュージシャンがバックアップしたソウルな才能

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

「ほうろう」

75年作、プロデュースは、自らと細野晴臣さん

クレジットされているメンバーにびっくりしたアルバム
リアルには、興味が無かったので、雑誌で少し覗いた程度ですが、
歳を経てちょっとだけ大人になってから、『うわ!すごいメンバー』と言うことで、どんな音楽かは知らずにとにかく聴かなきゃ!と思った作品です。

演奏を担当したのが、ティン・パン・アレイ(細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆)に矢野顕子、
コーラスに山下達郎、大貫妙子そして吉田美奈子、
(何か呼び捨てにするのがはばかられます。個人の敬称を省略していることをご容赦願いたいです。)
この当時のフォークとシティー・ポップの面々の、理想とする音楽への追求とチャレンジ精神には鬼気迫るものがありますね。

後々から聴き始めた者が言うのもなんですが、小坂忠さんは、この作品くらいから、歌い上げるようになったと思います。ぐっとソウルフルになった感じです。
これも細野晴臣さんのプロデュースに呼応して才能が広がったのでしょうか。

改めて、1975年前後の日本のポップを聴いてみて、
個人的にはイギリスとアメリカに傾倒していた時期に、
アメリカの要素をバランスよくアレンジして日本に取り入れたシティ・ポップを聴いていたら、音楽人生が大きく変わっていただろうなあと思います。


 

 

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