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「ロジャーのアルバムにジェフが参加」 聴いた当時、ジェフのギターにジェフのコンセプトアルバムにロジャーが参加しているような錯覚を感じた  今でも聴くとそう感じる

バディ・ガイとの(個人的にそう思ってしまう)天地がひっくり返るようなプロモーションビデオの次は
ロジャー・ウォーターズのアルバムへの参加という
これまたびっくりするような、こちらの情報を聞いたときには、イメージがつかない感じでしたね

そのロジャー・ウォーターズが途中から中心的になったピンク・フロイドの創造力は、その当時 「プログレッシヴ・ロック」という言葉に飛びついた若者(その内の一人です)の心と言いますか、耳と言いますか、捉えまして、時間の大部分を使って聴いてたものです
アナログレコードの片面全部を使って一曲の作品もあり
若かったから聴けたんでしょうけど、すごい時間の配分の生活でした


エマーソン・レイク&パーマーやイエス、キング・クリムゾンなど凄腕のバンドが
「これがプログレッシヴ・ロックだ!」という大作を作っていたのに比較して
ピンク・フロイドは、とびぬけて神秘的な内容の作品というくくりでした

他のバンドとはちょっと距離があり、『なんとなくわからない・・』ので神秘的という表現をしていたんだと思いますが

少したってから、
ピンク・フロイドって『演奏技術がそんなに高くないバンド』なんだってわかってきたとき
そこで聴くのを止めるかって言ったら、そうじゃなくて
それでもずっと聴いてきたバンドでした

不思議な魅力のあるバンドです

そのロジャー・ウォーターズのアルバムにジェフ・ベックが参加するのですから
混ざり合ったらどういう風になるのか「不可解極まる混ぜ合わせ」という印象で聴きました

What God Wants Part Ⅰ

 

こうなるんだなあ・・と初めて聴いた時を思い出しました
ピンク・フロイドではバッキング・ヴォーカルが多かったという印象ですので
リードを取ってるのが新鮮です

なんか、ヴォーカルに専念している感じが面白いです

それにも増して、ジェフのギターの宝箱から出てくる音の数々が
『こうなるんだなあ・・』と改めて感じます

逆にジェフが参加している曲が、ジェフのコンセプトアルバムにロジャー・ウォーターズが参加している感のほうが聴いてて面白い

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