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4階級王者・井岡一翔VS3階級王者・田中恒成の大興奮の世界戦は経験値と距離感の差。

こんにちはー。
年末は格闘技イベントに大興奮だったじょびスポです。
まずは大晦日に開催されたボクシングの日本人対決から。

4階級王者・井岡一翔VS3階級王者・田中恒成

今回大注目のボクシング世界戦は、WBC世界ミニマム級、WBA世界ミニマム級、WBA世界ライトフライ級、WBA世界フライ級、現WBO世界スーパーフライ級王者の日本人初となる世界4階級制覇王者の井岡一翔。
対する田中恒成はWBO世界ミニマム級、WBO世界ライトフライ級、WBA世界フライ級と3階級制覇をした25歳の注目ボクサー。
この日本人同士による試合はめちゃめちゃ楽しみにしてました。
31歳の井岡の経験値VS25歳の強打の対決に大興奮。

序盤は田中恒成の圧倒的なスピードに押される井岡一翔でしたが、徐々に自分の得意な距離にもっていく巧さ。
ハンドスピードの差によって一気に田中恒成が押しまくって早期KOもあるかと思っていたのですが、中盤からは井岡のペース。
距離を詰めての近距離での撃ち合いに活路を見出した井岡が5Rに左フックでダウンを奪うと、6Rにも左フックでダウン、8Rでの左フックで3度目のダウンを奪いTKO勝利。

画像引用元 Youtubeより

ミドルレンジや遠い間合いでの田中恒成の圧倒的なスピードを殺す近距離での戦いに持っていき自分の得意な形での勝利。
相手の長所を消すベテランの巧さを感じた完全勝利でしたね。

一度は現役引退を表明した男がカムバックしての4階級制覇してこれで2度目の防衛成功。
現役生活の終盤に差し掛かってきたところでどこまで防衛記録を伸ばすことがでいるのかが楽しみです。
敗戦してしまった田中恒成もこの初となる負けを糧にさらに強くなると思います。
これからの成長が楽しみです。
日本ボクシング界には井上尚弥というスーパースターがいますが、田中恒成も続くことができるようなポテンシャルも持っている選手。
これからの復活に期待したいところです。
本当に素晴らしい一戦でした。
また次の世界戦も楽しみにしたいと思います。
それでは、またっ!



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