ジェフを崇拝しているミュージシャンの一人 スティーヴ・ルカサーと組んでるって雑誌か何かの情報で聞いた時、真っ先に違和感が来たのは私だけでは無かったと思いますが
80年代90年代とスタジアム・ロックの中央を歩いてきたTOTOだから、面白い音楽が作れるかもしれないという期待もありましたが、「フラッシュ」の時のナイル・ロジャースとのこともありますので、そっち系(スタジアム系)になっても困るなあ・・と感じてました
まあ、個人的に『困るなあ』なんて言ってても誰も困らないのですが、せっかくジェフが新譜を出すんなら飛びつくように買いたいのが人情で
どんなんか分からず、でもジェフだからとりあえず買おう・・というのもさみしい感じ
しかし、経験上ではじめは『なんだかなあ』と思ってても、何年か経って『すげーいいじゃん!』っていうアルバムに出会うこともありますしね
そんなこんなで、結局ルカサーとの協同は、ルカサーが感激しっぱなしでジェフが作品の方向性をつかめなくなって行ってしまったらしく 形にはならなかったようです
それで、困ったときの トニー・ハイマス
ジェフは、自分の想いをトニーに話した結果できた曲が「サイコ・サム」
その構想を聞かされたジェフは、やっぱり自分を理解してくれているのはトニーだ とトニーのアイデアが引き金になっていったとか
Psycho Sam
打ち込みと生ドラムの協演が新しかった
最初聴いた時、なんだろうこのグルーヴ感・・と不思議な雰囲気のアルバムだった
ブロー・バイ・ブローやワイアードの時の感激とは違った感覚が不思議だった