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低い姿勢からの圧倒的なスプリントでツール歴代2位の30勝を飾ったキャノンボール【マーク・カベンディッシュ】

こんにちはー。
先日、ツール・ド・フランスの記事を書いたのですが、カレブ・ユアンのスプリント勝利があまりに興奮したのでもう1記事。
カレブ・ユアンの低い独特のライディングフォームは史上最高のスプリンターの一人であるカヴェンディッシュ選手にとっても似てるんですよね。

史上最高のスプリンター【マーク・カヴェンディッシュ】

ツール・ド・フランス歴代2位となるステージ通算30勝を飾っているマーク・カヴェンディッシュ。
スプリンターとして一時代を築いたカヴェンディッシュは史上最高のスプリンターの1人です。
ゴール前スプリントで加速して勝利を飾る姿は本当にカッコよかったんです。

画像引用元Instagramより

マーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)
1985年5月21日生まれ
イギリス王室属領マン島・ダグラス出身
身長175センチ 体重69キロ

カヴェンディッシュはロードレースだけでなくトラックレースの選手としても活躍しました。
2016年のリオ五輪でも銀メダルを獲得、世界選手権でも4つの金メダルを獲得しています。
平坦なコースで強いのはトラックレースの経験を活かしているのでしょうね。

現在はバーレーン・マクラーレンに所属しておりますが、ここ数年は力を発揮できないシーズンが続いています。
ちなみにバーレーン・マクラーレンには日本の新城幸也選手もいるんですよー。
今シーズンも残念ながらツール・ド・フランス2020のメンバーには入ることができませんでした。
元気な姿が見たかったなぁー。

2010年前後は最高のスプリンターとして恐れられていました。
ゴール前になると現れて一気に優勝をかっさらう姿が印象的でした。
ツール・ド・フランスでは2008年は4勝、2009年6勝、2010年5勝、2011年5勝、2012年3勝、2013年2勝、2015年1勝、2016年4勝と歴代2位のステージ通算30勝という記録を持ってるレジェンド。

マン島超特急・キャノンボール

キレ味鋭いスプリントからマン島超特急(ManExpress)やキャノンボールの異名を与えられるスプリンター。
身体を思い切り前に投げ出すような低い姿勢で加速する最後のスプリントは凄い。
よくあんなに身体を前に出して走れるなぁと思うくらいですが、風の抵抗を抑えるためのフォームなんですね。
それではキャノンボールの凄い走りをご覧くださいませ。

パワー系の大柄な選手とは違い最大出力ではなく、長くスプリントを続けられることが最大の特徴。
150キロ以上走った後に最後のスプリントって凄い競技だなぁ。

カヴェンディッシュの引退も近いのかも知れませんが、全盛期のスプリントは本当に凄かった。
改めて見てもカッコいいですね。
ロードレースの最後のスプリント勝負に注目してみてくださいませ。
それでは、またっ!

 



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