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【EL&P】パーカッシブな3人が静かに世界観を奏でる「フロム・ザ・ビギニング」

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

EL&Pの記事は3回目ですが、
やはり定期的に聴きたくなってしまいます。
グレッグ・レイクの真骨頂、生ギター&ヴォーカルを最初に聴いてから、アルバム全体を聴くというパターンです。
今回は・・・

フロム・ザ・ビギニング

 

フロム・ザ・ビギニングが収録されているのは、4作目のアルバム「トリロジー」ですね。

彼らが初めてジャケットの表、内側に顔を出したことで、話題になったアルバムです。
『これ写真?』・・・ファースト、タルカス、展覧会の絵、と美術的な攻め方をして来たから、『やっぱり、こうだよね!』と一人で至極納得したアルバムジャケットでした。

待ち遠しかった、音楽雑誌の順番待ち

当時、住んでいた田舎では、音楽雑誌を手に入れるのも至難の業で、友人のお兄さん方が、名古屋とかに出かけたときに買ってきたものを、ジリジリと順番待ちしながら見ていました。
私がEL&Pを知ったのは、トリロジーがリリースされて2年後くらいでしたが、その時にもEL&Pの記事が頻繁に掲載されていて、写真も載っていました。
しかし、雑誌のグレッグもジャケットのグレッグもどちらもグレッグなのに、ジャケットのグレッグに見入ってしまいました。

アルバムには、コンセプトがあり、『その時、そのコンセプトを考え出した顔』という感じがして、
『トリロジーは3部作』を、その当時のいろんな音楽ライターさん方がそれぞれの情報とEL&P愛を持って、いろんな表現をさえていました。それを『うん、うん、そうなんだ』と一所懸命読んでましたね。
素直なロッカーでした。

モントルー・ジャズ・フェスティバル 1997

今回のライヴは、1997年開催、スイスのモントルー(レマン湖の畔にあるいいところですね)でのフェスティバルでの模様です。
この時、キース53歳、グレッグ49歳、カール47歳、
アルバム「トリロジー」がリリースされた25年前の化学反応的なサウンドに出会った時の感動を思い出しながら、このモントルーのステージを見るのもいいですね。
悲しいことに、キースとグレッグは2016年に亡くなってしまいましたね。

残してくれた音源をしっかり守っていきたいです。

   

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