こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
ロックン・ロール・バンド
【ボストン】のファースト・アルバム「ボストン」に収録されている「ロックン・ロール・バンド」
リリースされた1976年当時は、まだ音楽のジャンルも大ざっぱでした。
フォーク、ロック、フォーク・ロック、シャンソン、演歌、歌謡曲・・・
70年代初期なんかは、ラジオから流れる曲もごちゃ混ぜでしたね。
ハード・ロックの後に郷ひろみさんのヒット曲がかかったりして、平和な時代でした。
今から思い出しても全然ガテンが行かないのが、EL&Pのアルバムがフォーク・ロックのジャンルで売り場にあり、その後ろにS&Gが重なって・・・まあどっちもその時買いましたが、良く言えば『効率的に欲しいアルバムが探せた』ということですかね。
ボストンのリズム
今は、ボストンを「アメリカン・プログレ・ハード」って言うんですね。
「今は」ではなくずっと昔からなのか・・・とにかく知りませんでした。ボストンをプログレと思って聴いたことは今もってありません。
リアルで、ファースト「ボストン」を購入して1曲目のきれいでストレートな曲に魅了されましたが、ギターソロに違和感、サイド・ギターの刻み方に違和感を感じたのは私だけでしょうか?
ついでにアルバムの邦題が「幻想飛行」も・・・
MIT出身のトム・ショルツ(発売当時は「トム・シュルツ」と言ってましたね、ライナーノーツも「トム・シュルツ」でした)は多重録音に長けていたという情報から、
『だから、こんな機械的なリズムになるんだ』と感じていました。でも、コンピューターとか使わず手作業でのミキシングといいますから集中力のある人なんですね。
ロックン・ロール
そんな中、B面1曲目の「ロックン・ロール・バンド」と次の「スモーキン」は好きになりました。
昔、それこそ45年くらい前、友人が、
『レッド・ツェッペリンがロックン・ロールを演るとこんなふうになるんだぞ』と「ロックン・ロール」を聴かしてくれた時のシビレ感はハンパなものではなかったので、
それからは、そのロックバンドの ”ロックン・ロール” ナンバーを聴くときには、ついつい力が入ってしまいます。
ボストンの「ロックン・ロール・バンド」は、良かったですね。
『観客の声援のような音を重ねてるのは、どないやねん』と苦笑しましたが、キッチリ3分でボストンらしく(この「○○らしく」を感じるというのが私の決め手です)走り抜けたこの曲は一押しですね。
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