こんにちは、
先週末、父親の3回忌をいとなみました。
速いもので、他界してからもう2年が経ちます。しかし時として、まだ2年とも思えます。
親戚の法事の機会はいままで何度もあったんですが、身内の法要・法事は、何かしら違うものがあるんでしょうか、不思議な感覚があります。
実家はすごい田舎で、私はその田舎から離れて生活していますので、
それ故「家族葬」を選択しました。
まだ私の田舎では珍しい葬儀の形だったため、隣近所の反応は微妙な雰囲気でしたが、
ご経験された方はおわかりになるように、葬儀の手配・段取りに忙殺されて、その形式がホントにいいのか悪いのかをじっくり考える余裕も無く、目の前のコトをこなして行くだけでした。
長年、田舎に住んだ父は当然、地域のお葬式に参列してましたので、
周りの方々は、お返しをしなければという思いがあるけれど、
「家族葬」のため、少し離れて見守るしか無かったという状況で葬儀は進んでいきました。
最終的に親戚が集まって来てヴォリュームが膨らみ、結果、「親族葬」様の葬儀になりました。
その後、地域では「家族葬」が増えてきているようです。
お通夜がひと段落して、夜が深々として来る中、
やっぱりこんな時は、静かな音楽が耳の中でコダマするんですね。
その時聴こえて来たのは・・
ビル・エヴァンス
慌ただしいが心に空洞が出来ている時って、やっぱり有名どころの曲が出て来るんでしょうか?
頭がいっぱいいっぱいになっている時に、これも不思議な感覚でした。
サイモン&ガーファンクルではなく、ビル・エヴァンスが聴こえて来るなんて・・
「Waltz For Debby」か?これか?という感じ、