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若いころは、気合を入れなくてもどこでも自分の居るところが居場所だった  

Stay With Me

曲だけ聴いて、ブラコンか? と思ったボビー Come To Me よりポップな分だけ気軽に聴けた感じが当時した
ときは巡って、今はじっくり聴ける
セテラよりは断然いいと思う、もちろんセテラのも好きですが

 

自分の居場所ってどこだろう とふと何かの拍子に考えたことありませんか
ヒトとつるむのが好きではない私は、ちょっと前まで考えたことが無かった

つるむってあまりいい言葉じゃないなあと思ったので、つるむ意味 で検索したら、・・おおむねいい意味じゃない一緒にいること・・なんて出てて、これって元々の言葉があって省略したものなのか、いまいちしっくりこないと言うかつかみどころの分からないコトバです
つるむのも、つるむと言うコトバも嫌なだけだと思うが、つるむってコトバが好きじゃないからつるむのが好きじゃないのかって少し心に引っかかる 勝手に引っかかっておけという感じ

コトバって不思議で面白い、他の生物もコミュニケーションのツールは持っていると思うが、ヒトはコトバに意味を持たせて尚且つ複数の意味も持たせたりしている時もある、不思議で面白い

それじゃあ 集う はどうか、集うのも好かない
学校行ってた頃は、ちゃんと机に座って授業は受けてたし、給食も最後までしっかりたいらげて片付けも出来てた、運動会とかも普通に楽しかったし、学年が上がったときは児童会や生徒会もやったし、部活も普通にやった 朝練とか

そうそう、しかし大学に入って大学祭の実行委員を募ってたからお手伝いしようとしたら、学生運動みたいな組織だったのには自分の無知さにアホかと思った
武骨な雰囲気のお兄さんやお姉さんが集合してて髪型はボサボサのロン毛だった、自然にダメージを受けたジーンズを穿いて 俺たちは自由だ! ってな感じを主張しているかのよう、手始めにパンフレットに広告掲載をお願いするのに周辺のお店を廻るのが初めの指令だった
学生のお客さんで潤っていたのだと思う、みなさん結構好意的に応対してくれてありがたかった

夕方になると学部の一画で食事会が開かれるのだが、それに対する肌感覚が拒絶した
すぐには辞めますとも言い辛くとりあえず数日行ってから姿をくらました、下宿にも学部にも探しに来られたが逃げ切った

そう言えば、応援部もしつこかった、アメフトにしようか、陸上にしようか・・なんて迷ってたので、ある視線を感じるとグランドまで一目散に走って行った、急に走り出すので一緒に芝生の上で談笑してた出来立ての友人も何が何だか分からず一緒に走り出すが、走っているうち理由がわかると、サッと軌道を離れて他人を装ってた、苦笑した・・

結局 軽音系でギター弾いて過ごす学生生活になった、先輩のギブソンやらフェンダー、はたまたマーチンにギルドのギターを触らせてもらって嬉しかった
自分もエレキギターをと言うことで予算2万5千円くらいで手に入れたのがフレッシャーというブランドのレスポールモデル、少しフレット音痴なとこがトホホだったが今も現役でたまーに使ってる、ギタースタンドに鎮座してる方が多いけど


このブランド 名古屋市の共和商会という会社だったかな、ヤマハもグレコも手が出ない若者の強―い味方のブランド

姿をくらますのには、高校に入る前にローカルルールを教えようとする先輩からの逃げ切り方を従兄に教えてもらったのが役に立った、小さいころから足は速かった

ええとそれで、田舎から出て来た にやけたおのぼりさんは、大学紛争があった時にはまだ小学生だったので、大学でいう生徒会みたいなものが全学連なんだと身をもって分かった
それが原因ではないが在学中も含めて自分の大学の学園祭は見に行ったことが無い、なぜそうだったのかも思い出せない
他の大学のはいっぱい見に行った

若いころは、いろんな失敗やら、恥ずかしい出来事やらあったけど、気合を入れなくてもどこでも自分の居場所にできたような気がする
息をして居るところが居場所だった

いつからヒトは自分で自分をそうしてしまうのか、自分で居場所を探さなければならないようにしてしまうのか
コロナ禍で自分の居場所だと思っていたところに行けなくなったヒトもいると思う
別に感染症の広まりでなくても居場所を無くしたりすると聞く、孤独だという

友人と一緒で、居場所があちこちに無くても心落ち着く場所が一か所あればいいと思う
ホントに友人と一緒だ
つるんだり集ったりしなくても友人は一人いれば十分
居場所もいっぱいヒトがいなくてももちろんいい、一人でいいし、もっと言えば誰もいない時があってもいい
自分が出している波長に共鳴する場所にいるとき、そこが気持ちがいい自分の居場所なんだと思う
それがひょっとすると、ヒトがいっぱい集ってる場所のときももちろんあるだろう

 

  

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