サイモン・フィリップスとトニー・ハイマス
サイモンは作曲もできるドラマーということを知ったアルバムだった
画は、ロニー・スコッツでのステージですが、この変則リズムをしっかりフォローしているヴィニーとタルのヴァージョンも現代風でいいかも・・と思います
Space Boogie
スタンリー・クラークとの夢のような組み合わせは、やっぱり夢のようだから素晴らしかったんでしょうね
これがグループとしての枠組みのなかでのプレイとかしたら「夢のよう」ではなく、仕事になって早々に分解になっていたと思います
ジェフのワイアードに続く次の一歩は、どんなんか?としてたら
『すごいモノがリリースされた!』という感想でした
ブロー・バイ・ブロー、ワイアードの路線を付かず離れず 楽しみのいっぱい詰まったお菓子箱のようだなあと思ったものです
そこそこ売れたけど、プロの評論家の方からしたら物足りなかったというところでしょうか
しかし、中身の1曲1曲をじっくり聴いてみると、負けじと劣らずだと思うんですが・・
特に、今回の「Space Boogie」は、空間を宇宙をイメージできるしびれた曲でした
オリジナルのドラマーはサイモン・フィリップス
アルバムリリース時、サイモンはまだ22~23歳くらいですよね
手数の多いドラミングの好きなドラマーの一人で、録音時は若いから一層その才能というものにびっくりしますね
近頃のサイモンのドラミングを聴いてから、このSpace Boogieを聴いてみると
これまた高原を吹き抜けていくような清々しさがあります
曲名がSpace Boogieだから、宇宙区間を飛んでいく宇宙船のようですか・・
この曲は、アルバム作成に行き詰ったとき、サイモンがジェフの家でもともとあったドラムセットとサイモンが持ち込んだセットを組み合わせてダブル・バスドラにしてイメージが出来上がっていったとか・・