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【ジャーニー】1986年リリースの「時を駆けて」、ショーン、ペリー、ケインの才能が深く、シンプルにぶつかり合う

こんにちは、60年代から80年代のロック好きのメローなロッカーです。

前回に引き続き、【ジャーニー】、今回のアルバムは1986年にリリースされた、

RAISED ON RADIO(時を駆けて)

「ニール・ショーン」のメタリックでソリッドなギターのバンド【ジャーニー】は、いろいろなメンバーチェンジを繰り返してきたバンドですね。
そんな中、「スティーブ・ペリー」の加入によってハードロックバンドに変遷し「インフィニティ」を始まりにして3作のヒットを飛ばし、オリジナルメンバーでコンポーザーとして中心的存在だった「グレッグ・ローリー」に代わり「ジョナサン・ケイン」が加入した時は、「エスケイプ」という全米1位のアルバムをリリースしました。
メンバーチェンジによって、新境地を次々に切り開き、これだけ変わっていくバンドも珍しいと思います。
このアルバムのライナーノーツに載っている写真です。3人のバンドであることがわかりますね。

キーとなった二人の加入で、メロディアスでハードなバンドになったジャーニーは、「サバイバーでロッキーのeye of the tiger」や「スターシップのnothing’s gonna stop us now」に強力な影響を与えていると感じます。
まさに、『ジャーニー風のバンドやなあ』と当時思いました。

「フロンティアーズ」から3年以上経った、1986年に「Raised on Radio(時を駆けて)」をリリースしました。
この作品は、1986年1月に他界された、【シン・リジィ】の「フィル・リノット」に捧げられています。

画像引用元:アマゾン

Girl Can’t Help It

聴いてみると、2つの【?】がつきました。
1つ目は、『メロディアスでハードなロックバンドが、少しスピードダウンしてる。』
2つ目は、『前作より3年以上も時間が空いた。』

2つ面は、分かっていました。ショーンは「サミーヘイガー」とコラボして【HSAS】「炎の饗宴」をリリース、

ジョナサン・ケインは奥さんのアルバム協力したり、
スティーブ・ペリーもソロアルバムのリリースでシングルカットの「Oh!シェリー」は全米3位!に輝いたり、【USA for AFRICA】に参加したりで、それぞれ成功に伴い活動の場が広げました。
1つ目のスピードダウンは、アルバムに針を落として『えっ?』と思いました。が、『でも、トルクはある』という感じ。『突っ走って行くスピードは落ちているけど、どんな坂道や荒道でも進んでいく力が増している』というような感じでした。
ショーンとペリーとケインの3人の能力が、深くシンプルにぶつかり合っていて、これはこれで、また新たなジャーニーのハードロックでした。

で、前作フロンティアーズの曲で、前回のセパレートウェイズと聴き比べてみて下さい。

ジャーニーの関連記事→ジャーニー黄金期を作った一人、スティーブ・ペリーの歌うセパレート・ウェイズ

ジャーニーのの昔の音源も手に入りにくくなっていますね。みんなで頑張って守っていきましょう。

                 

                 







ご覧いただき、ありがとうございました。

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