こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
ジョージ・ベンソン その2
GRPレコード移籍
前々回に続き、GRP移籍後の【ジョージ・ベンソン】です。
1996年にワーナー・ブラザーズ・レコードから移籍したジョージですが、ワーナー時代に最初に付いたプロデューサーのトミー・リピューマが、GRPの社長になっていて、引っこ抜いたという感じかな?
トミー・リピューマはジョージを70年後半に、AORに変貌させた腕利きで、当然GRPの看板アーティストとして自分がスターにしたジョージが欲しかったんだと思います。
GRP移籍後のアルバム
移籍後、第1弾は、「ザッツ・ライト」、トミー・リピューマが力をいれてプロデュースしてますね。
スタジオは、プリンスのペイズリー・パーク・スタジオ、名前を見ただけで、『なんかよさそう。』と勝手にイメージしてしまいます。
「ファンキーギター」ありの、「スキャットユニゾン」ありので、いろんなチャレンジが詰まった、新鮮さが溢れる作品と思います。
第2弾の「スタンディング・トゥゲザー」は、打って変わって、AOR路線の穏やかな作品と感じました。
1作目のようなチャレンジは、無いように思います。ワーナー時代のジョージ好きな方には「すっと」入っていける楽しいアルバムと思います。
プロデュースも「ポール・ブラウン」という人で、その時の音楽雑誌か何か(忘れてしまいましたが)で、『1作目の意欲作が、ファンからあまり評判が良くなかったから。』と言うようなことを見たような気がします。
第3弾 アブソルート・ベンソン
ご紹介の曲は、スティービー・ワンダー【レイトリー】のカバー
これまた、大好きな【スティービー・ワンダー】の1980年くらいの曲「レイトリー」
この曲(原曲)聴くと、なぜか泣けます。曲の世界で宇宙遊泳しているような感覚になります。
ですので、レイトリーのカバーはあまり好きでは無いのですが、ジョージ・ベンソンのは、違うんです。宇宙遊泳はしませんが、繊細なタッチのフィンガリングが良いです。ジョー・サンプルとの共演です。
ジョー・サンプル、亡くなられて、もう3年半くらい経つのですね。さみしいですね。
音源を守って行きたいです。
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