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クリーム 「ホワイト・ルーム」語句を並べた独特な詞が聴き手の想像力をかき立てます

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

イメージをかき立てる曲と詞

クリームの素晴らしき世界に収録されている代表曲のホワイト・ルーム
作曲はジャック・ブルース、作詞はピート・ブラウンという詩人で1940年生まれです。
ホワイト・ルームはジャック(・ブルース)の曲に後から詩を付けたとのことで、
ピート(・ブラウン)が書きためた作品の中からジャックが結構苦労して探し当てたようですね。

”白い部屋・黒いカーテン・駅の近く”
in the white room , with black curtains , near the station

語句を並べてイメージをかき立てていますね。
聴く人のその時の状況や感情によって、いくつでも捉え方が変わってくる歌詞、
初めて聴いたのは、リリースされてから随分後の、高校1年位だったと思います。
『詩人らしい歌詞だなあ』と初めて聴いたときに思いました。

詩人らしい・・・

少し大人になってから気付いたのですが、ロックなどの英語の歌詞を聴いて『詩人らしい・・・』と感じたのは後にも先にも「ホワイト・ルーム」だけでした。
『えっ、どうしてそう思ったのだろう?』と疑問で、当時は『それだけ、心に訴えるイントロのサイケな感じに、反応したんじゃない?』なんて、答えになってない答えで友人と納得していたことを思い出しました。

ある時、一つの答えが出てきました。
初めて聴いた時には、まだ英語の解釈が未熟だったため、簡単な語句を並べた英語がすんなり耳に入ってきて、すぐ感情移入できたからだと、
これも、音楽には大事なことの一つなんだなと感じました。
サイケなメロディーとそんな歌詞の組み合わせで何かを考えさせる曲が、ホワイト・ルームなんだと思います。

ライヴでは、1コーラス、2コーラスのリードをジャックでサビはエリック・クラプトン
3コーラスはリードがエリック(・クラプトン)でサビがジャック
おもしろい構成です。

ホワイト・ルーム

イントロのコーラスは無かったですが、その方が2005年のクリームには合っていると思いますし、
当時、エリックはジミ・ヘンドリックスとともに、ワウペダルを多用し流行らせたましたが、
ワウペダルで、ワウワウたたみ掛けるギターよりも、このライヴのソロの方が今の私にはしっくり来ます。
それにしても、ジンジャー・ベイカーはこのとき65歳を超えているはずですが、タムを叩く迫力は、とても65歳を超えているとは思えません、超人のようですね。

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