こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア
1973年にボブ・ディランがリリースした曲ですね。
高校生くらいの時に、絶対聴いているはずの曲です。
しかし、この曲の魅力を知ったのは、エリック・クラプトンによるカヴァーでした。
同じような時期、石川セリさんもカヴァーしたアルバムを借りたことがありましたので、二重の印象が良く残っています。
そのアルバムは、スティーヴィ・ワンダーの「ユウ・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」やマイケル・フランクスの「アントニオの歌」が収録されていて、特に「アントニオの歌」に心酔し、カセットテープにダヴィングして夜、お酒を飲みながら結構ヘヴィロテで聴いていました。
マイケル・フランクスの語りかけるような歌い方を、石川セリさんは、上手く表現していたと思います。
横道にそれてしまいました。
エリック(・クラプトン)は、75年頃にはカヴァーしていたと思いますが、なんとレゲエで再現してますね。
ボブ(・ディラン)のファンの方には、誠に申し訳ないんですけど、この曲、このリズムじゃないとしっくりとこないんです。
エリックは、よくカヴァーをしますが、自身のことを「解釈者」であると言った意味合いの言葉を述べている記事を見たことがあります。
往年のブルースマンのカヴァーを自分なりに解釈して、ヤード・バーズ、ブルース・ブレイカーズ、クリーム・・・と次々に取り入れて行きました。
天才達が作った名曲に自分を重ね合わせ、深く想いを馳せ、エリックのやり方でアウトプットしていく、その世界感に魅了されます。
この曲の歌詞は「ママ、このバッジをはずしてくれ、もう使えない・・」
Mama, take this badge off of me I can’t use it anymore.
ボブが作詞した時期の背景はベトナム戦争等があって、どういう意味でボブが作ったかは全く分かりませんが、その曲をエリックは、自分の幼少の時の置かれた複雑な境遇や記憶を基に「解釈」したんじゃないかな?と想像しながらエリックの「ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア」を聴いています。
ヒーリングスピーカー PR-018【YU-ON】」
まるで音の空間に包まれるような感覚
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