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NBA通算アシスト数・通算スティール数1位を誇る史上最高のポイントガードの凄さ【ジョン・ストックトン】

こんにちはー。
今日は前回紹介した偉大なPFカール・マローンの相棒のことを書きます。
どちらか1人だけでも素晴らしい選手でしたが、コンビを組むことで超一流となった2人です。

NBA史上最高のPGの1人【ジョン・ストックトン】

現役生活をユタ・ジャズ一筋で終えた偉大なプレイヤー。
背番号12番は相棒のマローンがつけていた背番号32番とともにユタ・ジャズの永久欠番になっています。

画像引用元 HOOPS JAPAN BASKETBALL MEDIAより

ジョン・ストックトン
1962年3月26日生まれ
アメリカ・ワシントン州スポケーン出身
身長185センチ 体重80キロ

日本人としてNBAドラフト初の1巡目指名を受けたワシントン・ウィザーズに入団した八村塁選手と同じゴンザガ大学出身。
なんでも八村塁がゴンザガ大学時代に朝練に行くと驚こほど上手いおじさんがいて、高度な技術を次々と教えてくれたんですって。
って、ストックトンやないかぁーーー!(笑)
そんな繋がりがあったんですねぇー。

ゴンザガ大学時代あまりに無名な状態でのユタ・ジャズからドラフト1巡目16位で指名を受けたストックトンは、有力選手として会場に呼ばれておらず自宅で中継を見ていたそうです。
当時はゴンザガ大学自体も無名だったため『ゴンザガ大のストックトンか?ストックトン大のゴンザガか?』というジョークがあったほど。

そんな無名だったストックトンは1年目から試合には出場していたものの3シーズンは控えでの出場。
4シーズン目からは先発として定着し、数々の記録を打ち立ててきました。
ということで、まずはストックトンのプレーをご覧ください。

ストックトンの凄さ

パッと見ると凄みを感じるような選手ではないのですが、実は凄い男。
NBA史上最高のPGと言っても過言ではないほどのプレイヤー。
控えめな性格なのもあって華やかなプレーというよりも確実で堅実なプレーをする名選手でした。

通算アシスト数第1位【15,806アシスト】

ストックトンと言えば、まずはアシスト。
自分が点を取るというよりも味方を上手に活かして得点を取らせるアシストが巧みな選手でした。
NBA通算アシスト数第1位の15,806アシストという偉大な記録を持っています。
この記録には相棒のカール・マローンの存在なしには語れません。
2人のコンビプレーの結晶でもあるピック・アンド・ロールからの得点がユタ・ジャズの強力な得点源でしたからね。

通算スティール数第1位【3,265スティール】

相手のボールをサッと奪い取ってしまうスティール。
ストックトンはスティールの名手としても有名でした。
NBA通算スティール数第1位もストックトンの記録です。
身長185センチながらも強いフィジカルでタイトなディフェンスをするからこそのスティール。
相手PGからしたら気が抜けないマッチアップしずらいPGだったでしょうね。

冷静なゲームメイク

ストックトンの素晴らしさはこの『冷静なゲームメイク』だと個人的には思います。
目立つことはあまりしませんが、試合の流れを読み味方を活かすゲームメイクを得意としていました。
司令塔としての役割を完璧にこなすコート内の監督のような選手でした。
ポイントガードにとって全体を見渡せる能力、状況判断できる力は不可欠ですからねぇー。

ケガをしないフィジカルの強さ

ストックトンは19年という長いキャリアの中で、17シーズンは1試合も欠場することがなかったという故障が極端に少なかった選手です。
盟友カール・マローンもフィジカルが強くケガに強かったため、ユタ・ジャズファンからはこう讃えられていました。

太陽が昇らない日はあっても、ストックトンとマローンが試合に出ない日はない。

トニーニングや万全のコンディションを保つように努力していたこと、バスケットボールへの真摯な取り組みからプロの鑑と称されました。
プロ選手はやはり試合に出場してこそですもんね!

リーグ屈指のクラッチシューター

得点を量産するようなイメージはなく、クレバーなプレーをするストックトンですが、試合終盤には勝負強いクラッチシューターに変貌します。
勝利への執念は凄まじいものがあり、均衡した試合終了直前の時間帯にはマローン以上に相手チームから恐れられていました。
顔色一つ変えずに試合を決めるビッグショットを幾度となく沈めてチームを勝利に導きました。
勝負強さはストックトンにとって大切な武器でしたー。

改めて書いてみてもストックトンって凄い選手だったんだなぁー。
他のNBAプレイヤーたちがバギーショーツと呼ばれる大きめのパンツを履く中、最後までオールドスタイルの短いショーツを履いてたのも好きでした。
今日は往年の名ポイントガード、ジョン・ストックトンの紹介ブログでした。
それでは、またっ!
 


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