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ミスターコントロール吉見一起投手の真骨頂は同じ球を投げないピッチングの幅。

ミスターコントロール吉見一起投手の真骨頂は同じ球を投げないピッチングの幅。

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
先日、僕が毎日欠かさず見ているYoutubeチャンネルのトクサンTVに元中日のレジェンド投手・吉見一起投手が出演していました。
その中で、吉見一起さんのピッチングの真髄を見た気がしました。

同じ球を投げない

吉見さんと言えば、ミスターコントロールと呼ばれる精密機会のような制球力が魅力の投手。
コントロールと打者との駆け引きで打者を手玉にとって打ち取っている印象でしたが、実際はもっと奥深いことをされていたことが分かりました。
トクサンTVの企画で対戦した打者ライパチさんもこう言ってました。

同じ球種でも微妙に違うらしいです。
プロ野球の中でも超一流という打者たちを打ち取るために、様々な工夫をしていたうちの一つが同じ球を投げないこと。
変化球でも、超一流打者は軌道を把握して打たれてしまうとか。

そのために同じ球種でも1パターンではなくいろんなパターンで投げていたそうです。

打者からすると同じ変化球でも一球ずつ曲がり幅や曲がり方、スピードが違うとなるとアジャストするのはとても難しいでしょうね。
打者ももちろんですが、投げてる投手もコレはかなり難しいことだし、コントロールよく投げるのはさらに難しいこと。
それを可能にした吉見一起さんは只者じゃなかったってことです。
160キロを越すような豪速球が投げれる投手ではなかったからこそ、18.44mの空間をどう使うを考えてこういうスタイルにたどりついたんですね。

力で抑えてしまう豪速球投手ではなく、18.44mという空間をコントロールや緩急、奥行き、曲がり幅など自分の持てる力をフルに使って抑えるのも投手の醍醐味ですね。
僕自身も43歳となった今もマウンドに上がる現役投手でもあるので、吉見さんの考え方も参考にさせてもらってまた成長できたらなと思います。

最後に吉見一起投手の現役時代のピッチング動画をご覧くださいませ。

力ではなく、技術も合わせてさらなる成長を目指します!
それでは、またっ!



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