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ヤクルト高津監督猛抗議!一体何が起きたのか?

ヤクルト高津監督猛抗議!一体何が起きたのか?

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
少年野球の試合ではいろんなミラクルプレーが起きます。
特に低学年の試合ではコントみたいなことも起きちゃいます(笑)。
先日のプロ野球の試合でもなかなか見られないドタバタなプレーが起きて変な感じで試合が終了してしまいました。
今日はその内容について一体何が起きていたのかを考えてみたいと思います。

ヤクルト高津監督猛抗議

リアルタイムで野球中継を見ていませんでしたが、翌朝のスポーツニュースサイトでの記事を目にしました。
っで動画を検索してみたら、なかなか見られないようなドタバタ具合で笑っちゃいました。
最初何が起きたのかよく分からなくて見返しちゃったくらいなので、少し説明をしたいと思います。

9月13日の中日ドラゴンズVS東京ヤクルトスワローズ戦9回の表の攻撃でのプレー。
一死1塁2塁の場面で打球はセカンドゴロ、その後一塁に送球して一塁走者が一、二塁間で挟まれてしまっている間に二塁走者が本塁を狙うもタッチアウト。
っでダブルプレーとなり試合終了。
しかし高津臣吾監督が審判団に猛抗議するも判定は覆らず試合終了って感じ。
書いていてもなんかよく分からないプレーだなぁって思うので、まずは動画でご覧ください。

動画で見てもやっぱりよく分からないですよね(笑)。

詳しく解説

っということで状況を整理しながら画像も使って解説していきますね。
9回表のヤクルトの攻撃は一死1塁2塁のチャンスの場面。
中日が1−0でリードしており、この攻撃を抑えれば中日勝利という状況。

代打・川端選手の打った打球は投手の頭を超えてセカンドゴロに。

セカンドの堂上選手がキャッチしてダブルプレーを狙い一塁走者にタッチを狙いにいきます。
しかし、一塁走者・西浦選手はタッチされまいと急停止し必死に逃げたことで堂上選手はダブルプレーが狙えなくなると判断し一塁へ送球。

しかし打者走者・川端選手の足の方が速くて一塁はセーフのジャッジに。

すかさず一塁手・福田選手は先ほどタッチから逃げた西浦選手をアウトにするために二塁へ送球!
この時はまだ誰もアウトになっていない状態で、一死のまま。
ここで問題発生!
福田選手から送球を受けた遊撃手・京田選手が一塁走者・西浦選手を再度追いかける状態に。
しかし現状は一塁がセーフだったため、タッチしなくても二塁ベースを踏むことでフォースアウトが可能な状態。
もし一塁がアウトだったならば一塁走者・西浦選手はフリーな状態となるためタッチが必要になります。
つまり一塁がセーフだったことに気づいていない状態。

一塁走者・西浦選手を追いかけるも逃げられて一塁手・福田選手へ送球。
しかし周囲の味方からの声で一塁がセーフだったことに気づき2度目の送球を受けた際に2塁ベースを踏んでフォースプレーをアピール。
ここでさらなる問題発生!
二塁塁審がジャッジをしてくれないんです。
二塁塁審は一塁でのプレーがセーフだったのかアウトだったのか確認できていなかった模様でノーコール。

・・・っということは?
やっぱりタッチが必要なんじゃないの?と半信半疑のまま京田選手は再度一塁走者・西浦選手を追いかけることに。
そのドタバタ具合を見て、これはホームを陥れることができるんじゃないかと二塁走者・古賀選手が三塁から一気に本塁を狙ってスタート。

これを見た一塁手・福田選手が本塁へ送球!

本塁生還よりも送球の方が早く捕手・木下選手が古賀選手にタッチしてタッチアウトに。

あれ?試合終了?ツーアウト?
なんだかよく分からない流れになってます。
っで審判団が一度集まって争点は遊撃手・京田選手が二塁ベースを踏んだかどうかの確認に。

リプレイ検証の結果、二塁ベースは踏んでいたということで一塁走者・西浦選手がフォースアウトでツーアウト。
その後のプレーで二塁走者・古賀選手が本塁でタッチアウトでスリーアウトとなりゲームセットとなりました。
っで、このタイミングでヤクルトの高津監督が飛び出てきて審判団に猛抗議となったわけです。
結果的に判定は覆らずにそのままゲームセットとなり中日の勝利となりました。
 

高津監督抗議の争点

高津監督の抗議でしたが、内容は二塁塁審がフォースアウト時にジャッジをしなかったこと。
もしフォースアウトのコールをしていれば、二塁走者・古賀選手は本塁への無理な突入はせずに二死1塁3塁の状態で次の打者でリスタートとなったと思われます。
二塁塁審のミスがあったのですが、三塁コーチャーならば一塁塁審のジャッジは見えていたはずなので二塁走者・古賀選手も無理に本塁突入せず三塁で止まっていれば良かったとも思うのでここもミスですね。
さらには京田選手もフォースアウトをアピールして、一塁走者・西浦選手をわざわざ追いかける必要もなかったかと。
一塁走者・西浦選手は打者走者がセーフかアウトかは見えていなかったから、必死に逃げるのは当然。
普段ならば西浦選手にアウトになった時点で審判がコールして止めてくれる状態です。

っということで全力でボールと走者を追いかけた結果、いろんな要素が噛み合ってしまってこんなドタバタな幕切れとなりました。
高津監督としても残り30数試合という佳境となってきたところだったため、引くに引けない猛抗議となってしまったようです。
プロ野球でもこんなプレーが起きてしまうんですね。
的確な判断ができる冷静さが必要だなと思いました。
野球って奥深いし、面白いなぁー。
それでは、またっ!

 



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