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少年野球チームにこそ、高校野球や女子プロ野球の試合を見せてあげたい理由。

少年野球チームにこそ、高校野球や女子プロ野球の試合を見せてあげたい理由。

こんにちはー。
少年野球コーチで声を張り上げて月曜日はノドが枯れてることが多い僕です(笑)。
選手たちに声を出していこうー!って言ってる手前、僕が声を出さないわけにはいかないっすからね。
言う以上は自分が率先して行動しなきゃっすね。

声を出そう・元気を出そう

僕の主観になっちゃいますが、今までの野球人生では声をバンバン出してやる野球をずっとしてきました。
だから黙ったまま静かにプレーすることが僕にはできません(笑)。
大きな声を出して味方を鼓舞したり、自分たちのペースに持っていくためにムード作りで大きな声を出してきました。
子供の頃と今では出している声の内容が全然変わってきてるわーって感じます。

ただ大声を出すのではなく、プレーへの声出し

自分が子供の頃は、声を出して練習しろって言われてたんで、とりあえず叫んでました(笑)。

オォーーーーーエェーーーイ!
さぁーいこーーーー!
サード!!!ショーート!!!
ピッチャーいいよぉーー!
ピッチャー頑張れーー!

なんのために声出してるのか、よく分かってなかったっす。
意味のよく分からない声を出し、サード!ショートってポジションを叫んでただけだったっす(笑)。
だって、どんな声出していいのか分からなかったから・・・。
しかし、高校生くらいからでしょうか?
無駄な声ではなく意味のある・意義のある声を出そうって変えていきました。
コトバに意味を持たせるっていうのかなぁ?
今の僕の声出しはこんな感じっす。

あとあとあとー!(エラーした後をしっかり)
投げろ投げろーー!(ちゃんと一塁まで投げておこうー)
前行け〜前へ〜!(ボールがくるのを待つのではなく、前に出て取りにいこう)
よっしゃー!いいねー。オッケーオッケー!

活字にすると恥ずかしいなぁ(笑)
次のプレーへの指示だったり、やるべきことを伝えている感じ。
いいプレーは褒めて選手をのせていこうって感じです。

こういう声がドンドン選手から出てくるような考えて野球をするチームになって欲しいな。
サード!ショートってポジションだけ言っててもよく分からないもんね。
でも、出さないよりは全然いいけどね。
普段そういう練習しかしてないし、見ていないからどんな声を出せばいいの分からないってのが正直なとこじゃないかなって思います。
僕らは、高校時代などでいろんな声出しをしたり、見てきているから単純に『声を出せ!』って言っちゃってるんだよなぁ。
なかなか上手く伝えられてないんだけどな。

一つ上のランクを見せてあげたい

基準が分からないんだったら一つ上のランクを見せてあげたいなって思ってます。
僕としては高校野球の強豪校の練習や試合を一緒に見に行きたいとこです。
声の出し方だって、強豪校は良い声がグランドやベンチからたくさん飛んでますからね。
6月に見に行った刈谷高校VS静岡高校の試合でも素晴らしい声が出てましたし、模範となるチームでした。

その時の観戦ブログがこちら→春のセンバツ甲子園大会に出場した静岡高校に母校は完全に力負け。素晴らしいチームです。

プロ野球ではなく、なぜ高校野球や女子プロ野球なのか

僕は少年野球チームの子達を連れて見にいくならば、プロ野球ではなく高校野球か女子プロ野球かなって思ってます。
プロ野球はプレーのレベルは凄く高いのですが、プレー以外の部分ではなぁなぁになってることも多いです。

大声を出してのプレー

プロ野球では試合中にあまり大声を出してチームを鼓舞したりムード作りをしてる姿って見ないですよね?
彼らは声を出されなくても自分たちでムードを作ったり、プレーの質を高めることができるからです。
プレーの指示だっていちいち言われなくても、ちゃんと頭の中で想定できているから必要ないんです。

しかし、高校野球ではチームとしての雰囲気作りや流れを掴むために全力で声を出していきます。
まだ年齢的にも精神的にも一人前になっていないからこそ、そういう声出しも必要。
次のプレーや、やるべきことを声に出してチームメイト同士で確認し合うことは大切です。

イニング間の移動

イニング間の選手の移動も見習うべきところ。
プロ野球ではイニング間の攻守の切り替え時には歩いてベンチに戻ったり、ポジションにも歩いていきます。
143試合の長丁場を戦うこととか、イニング間のテレビ中継でのCMの時間とかいろんな要素があるとは思いますが、全力で走ってポジションにつく人は少ないです。
対する高校野球では、ポジションまで走っていく選手がほとんど。
中には全力疾走で向かうチームもあるくらいです。
甲子園を全力疾走で沸かした滝川西高校も記憶に新しいんじゃないでしょうか?

全選手がプレーで気を抜かない

全143試合のプロ野球と違い高校野球ではトーナメント戦も多く負けたらそこで終わってしまう大会が多いです。
だからこそ、一つ一つのプレーも全力で気を抜かない野球をします。
女子プロ野球もプロではありますが、試合数も多くなく全力プレーが目立ちます。
見ていて気持ちのいい野球をする印象でした。
学ぶべきところがたくさんあるので、オススメでもあります。

女子プロ野球観戦ブログはこちら→女子プロ野球を少年野球コーチ目線で観戦。

高校野球・女子プロ野球の観戦の経験では、走塁時のランナーの一球一球に対してのスタートや次の塁を狙う姿勢なんかは見習うべきところがたくさんあると思います。

少年野球の選手たちにもぜひ見習って欲しいなって思うところが多々あるので、高校野球や女子プロ野球を見に連れていく機会を持つと良いのではと思います。
選手たちにとって新たな基準になるんじゃないかな。
そういう目線で見せてあげたいなって思います。
全力でひたむきにプレーする選手たちは応援したくなるじゃないっすかぁ。
そんなチームを作っていけたらいいなぁー。

それでは、またっ!!!


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