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捕るのも投げるのも左手一本!MLBでノーヒットノーランも達成した偉大な隻腕投手【ジム・アボット】

こんにちはー。
先日、日課のYoutubeを見ていたら昔懐かしい偉大な投手の動画を発見。
僕が野球少年だった子供の頃に活躍していた素晴らしい投手のご紹介です。

隻腕の偉大な投手【ジム・アボット】

アメリカ・メジャーリーグにて10年間活躍した偉大な投手。
捕るのも、投げるのも左手一本でこなしていたちょっと変わった投手ですが、実力は本物でした。

画像引用元 Wikipediaより

ジム・アボット(James Anthony Abbott)
1967年9月19日生まれ
アメリカ・ミシガン州出身
身長190.5センチ 体重95.3キロ

隻腕の投手と紹介しましたが、アボットは先天性右手欠損という障害を抱えながらプレーをした選手です。
右手の手首から先が生まれつきないため、左手にグラブをはめてキャッチし、グラブを外して左手にボールを持ち替えて投げる投手でした。
高校時代はフリント中央高等学校でエースとして活躍しながらも、アメリカンフットボールのQBとしてプレーし同校を州大会優勝に導いたこともあります。
高校卒業後の1985年のMLBドラフト36巡目(全体826位)でトロント・ブルージェイズから指名を受けるも契約せず、ミシガン大学へと進学。
ミシガン大学でも活躍し、1988年のソウルオリンピックでは野球のアメリカ代表選手としてプレーし見事金メダルを獲得しました。
決勝戦の日本戦では先発完投し5−3で優勝投手にもなっています。
その後、1988年のMLBドラフト1巡目(全体8位)でカリフォルニア・エンゼルス(現ロサンゼルス・エンゼルス)から指名されプロ入り。
マイナー経験なしで先発ローテーション入りを果たして活躍した投手です。
さて、まずはアボット投手の動画をご覧くださいませ。

角度のあるストレートやスライダーがキレッキレですね!!!
投球後に素早くグラブをはめて守備をする姿も凄いですね。
少年期には相手チームが全員バントをしてきたことがあり、それ以来守備を努力しようと思うようになったそうです。
父親が考案したグラブスイッチを磨くことで彼の守備は平均以上だったとの統計が残ってるんだそうです。

ノーヒットノーラン達成

アボットは強打者ひしめくメジャーリーグにてノーヒットノーランを達成したことがあるんです!
ニューヨーク・ヤンキースに所属していた1993年9月4日のクリーブランド・インディアンス戦での出来事です。
日本でもスポーツ紙の表紙を飾るほどでした!

画像引用元 日刊スポーツより

メジャーリーグでも超強豪のニューヨーク・ヤンキースに所属していたってことがアボットが素晴らしい投手だったという証明でもありますよね!
片腕だからという訳ではなく実力で評価されていた凄い投手なんですよー!

隻腕というハンディキャップを背負いながらも最高峰のメジャーリーグで活躍した凄い投手のことを書いてみました。
凄い投手がいたもんですね!!!
それでは、またっ!
 


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