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MLBミネソタ・ツインズ初の日本人指導者が教える目から鱗の実践的キャッチボール!

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
時間があればYoutubeなどで子供たちに役立ちそうな野球の練習法を探すの日課となってます。
今日は肩のアップで行うキャッチボールをより実践を意識して行う練習法の動画をご紹介です。

MLB初の日本人指導者が教える実践的キャッチボール

普段あまり見ることのなかったYoutubeチャンネル・ぼなーるちゃんねるを初めて見てました。
なぜならMLBのミネソタ・ツインズ傘下のマイナーリーグで監督を務める初の日本人指導者・三好貴士さんがキャッチボールを教えていたからです。
普段何気なく行うキャッチボールではなく、実践を意識したモノだったから参考になると思ったんです。
中学生相手の指導だったから小学生には少し難しい部分もあると思いますが、それでも取り入れることはできると思います。
それでは、まずは動画をご覧くださいませ。

ちょっと長いかも知れませんが、個人的には目から鱗状態!
意識して行えばこれだけ実践に役立つキャッチボールになるんだなって感じました。
それでは、備忘録的にまとめて書いていきます。

①膝ついてリリース

まずは膝をついた状態でキャッチボール。
膝をつくことで下半身を使わず、上半身のリリースを意識して行います。
しっかりと身体の前でリリースすることが大事です。

②体重移動を意識

足を前後に開いた状態から投げるのですが、前後に体重移動をしっかりと行いながら投げます。
後ろ足に体重移動をしてから、前足に重心を移して投げることが大事です。

③歩きながら投げる

前に歩きながら投げることで、間を作ることが大切です。
前足と後ろの手の距離を取ることで割れができます。

④拾ってシャッフル(前・後)

手前にボールを置いて、それを右手で拾ってシャッフル(サイドステップ)をしてスローイング。
低い姿勢を意識して拾って投げます。
たとえばボールを前にこぼしてしまった時に慌てずに拾って投げることにもつながります。

今度は後ろに置いたボールを拾ってシャッフルしてスローイング。
これって試合の動きでこういう場面ってありますよね?
三遊間の打球をショートが取って一塁に投げる時の動きなんです。
しっかり踏ん張って一塁に体重移動して投げることが大事です。

最初の動きから全てつながっており、徐々に実践に近い動きを作っていくんですね。

⑤拾ってランニングスロー

ここから先は小学生には難しいかも知れませんが、遊び感覚でもいいのでチャレンジしてみても良いでしょう。
今度は手前側に置いたボールを後ろから走って行って拾ってランニングスロー。

この時の注意点として肘が肩のラインよりも下がらないことに気をつけましょう。
しっかりと上半身ごと倒すことで肘が下がらないようにします。
正しい身体の使い方ができていれば若年層から行ってもケガはしないとのこと。

⑥グラブのみや手でトス

これも遊び感覚でオッケー。
短い距離でグラブトスをしたり、実践を意識して手でトスの練習を。

⑦背面投げ

これも遊び感覚でオッケー。
試合で使うのはメジャーリーガーくらいではないでしょうか?
でもね、こういう難しい動きをすることで身体の操作性を上げることもできるんです。

難しい動作ができるようになるといつもの動きが簡単になるんですって!

⑧最後はクイックスロー

その後、普通のキャッチボールを20球くらい行って最後はクイックスロー。
捕ったらすぐ投げ返すヤツです。

ここで注意点があります。
選手たちの中にはクイックスローが苦手で右足を前に出せずに後ろに出してしまう子がいます。
これでは前の肩が入りすぎてしまって横振りの投げ方になってしまいます。
捕る前に右足を前に出していく感覚で捕ることで投げるまでの時間も早くできるんですよ。

実践的キャッチボールは以上となりますが、どんな感じでしたでしょうか?
普段のキャッチボールから一歩進んで実践を意識することで、レベルアップができるんじゃないでしょうか。
僕らのチームでもちょっとチャレンジしてみたいと思います。

胸に響いたコトバ

動画の中で三好コーチから胸に響くコトバがありました。
低い姿勢を意識してサボらずやろうという中で、『練習で勝負できないと試合でも勝負は出来ない』と。

練習で手を抜いてしまっていたら、試合でも同じ場面でやっぱり手を抜いたプレーになってしまうんです。
試合では練習でやったことしか出せないというコトバは良く耳にしますが、これが大事。
試合を意識して練習からちゃんとやることなくいいプレーはできませんもんね。

また指導者として胸に響いたコトバもありました。
『アイデアを与えてない 身体の使い方を教えていないからできない』

常々思っているのですが、子供たちが試合でできなかったプレーがあったとしたら、それは指導者の責任だと。
そのプレーに対して練習をさせてあげれなかったから、できなかったんだと僕は思ってます。
やったことないプレーなんてできる訳ないですもんね。
それと同じように選手たちにアイデアを与えてられているか?
身体の使い方を教えられているか?
これも指導者として考えていかなきゃなって思いました。
ということで、長くなってしまいましたが、一歩踏み込んだ実践的キャッチボールにチャレンジしてみたいと思います。
皆さんのチームでも取り組んでみてはいかがでしょうか?
それでは、またっ!



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