こんにちはー。
昨日紹介したジョエル・エンビードの新たな相棒として76ersで活躍するセス・カリー。
カリーという名前にピンと来ると思いますがNBAを代表するスーパースターのステフィン・カリーの弟です。
兄と同じように3Pシュートの名手として有名ですが、生涯3P成功率では兄を超える数値.442を叩き出しています。
NBAドラフト外からの苦労人【セス・カリー】
今シーズンからトレードでダラス・マーベリックスから新天地フィラデルフィア76ersへと移籍したセス・カリー。
得意の3Pシュートでチームのウィークポイントだったアウトサイドシュートをカバーする活躍を見せています。
インサイドに絶対的なエースであるジョエル・エンビードを置き、外からはセスが決めるというバランスの取れたチームになってきて上を目指します。
画像引用元 Ballin’ with Bambaより
セス・カリー(Seth Adham Curry)
1990年8月23日生まれ(30歳)
アメリカ・ノースカロライナ州シャーロット出身
身長188センチ 体重83.9キロ
元NBAプレイヤーのデル・カリーを父に持つセス・カリーは幼い頃よりバスケットボールに親しみ、兄と同じシャーロット・クリスティアン高校を卒業するも有名大学からのオファーはなくバージニア州のリバティ大学へと進学します。
リバティ大学で実力を証明する活躍を見せ、2009年に地元の強豪デューク大学からのオファーを受けて転校。
直後はなかなかプレータイムは伸びなかったが、エースだったカイリー・アービングの足のケガによる離脱でチャンスを掴みスターターとなり活躍を見せるのですが、卒業後の2013年NBAドラフトでは指名を受けることができませんでした。
ゴールデンステイト・ウォーリアーズのキャンプに参加するも開幕前に解雇され、傘下のサンタクルーズ・ウォーリアーズに所属しNBA入りのチャンスを待ちます。
NBAでは兄ステフィン・カリーとクレイ・トンプソンがスプラッシュ・ブラザーズとして革命を起こしている頃にトンプソンの兄マイケルと共に同じチームで活躍していたのも運命のイタズラかも知れませんね。
実力が認められシーズン途中にメンフィス・グリズリーズやクリーブランド・キャバリアーズから10日間契約を結ぶなどして、NBAデビューを果たすも数試合の出場のみで解雇されてしまいます。
2014−15シーズンもマジックやサンズ、ペリカンズでも同様の仕打ちを受けてしまいますが、NBA入りへの情熱は冷めることはありませんでした。
2015年のNBAサマーリーグでニューオーリンズ・ペリカンズの一員として参加したセスは大活躍を見せ、サクラメント・キングスと2年契約を結ぶことに。
シーズン終盤から出場機会が増えていき、2016年7月4日にダラス・マーベリックスへと移籍します。
2016-17シーズンはマブスで70試合に出場するが、2017年10月に左脛骨を痛めて手術もありシーズンを全休するはめになり2018-19シーズンはポートランド・トレイルブレイザーズへと移籍。
自身初となるプレーオフでは兄ステフィン・カリーと史上初となる兄弟対決となるが0勝4敗で敗れました。
2019-20シーズンは古巣のダラス・マーベリックスへと復帰するも、シーズン終了後にフィラデルフィア76ersへと移籍。
苦労してのNBA入りですが、NBA入り後もシーズンごとに移籍するような状態ですね。
通算3P成功率.442を誇るシューター
セス・カリーの最大の武器は3Pシュート。
兄ステフィンも3Pシュートの名手ですが、セスは通算3P成功率では.442(2019-20シーズン終了時点)と兄を上回るほど。
より3Pに特化したようなプレーを見せて、観客を沸かせています。
一芸に秀でたプレイヤーとしてウィークポイントの補強として請われて移籍を繰り返してるんですね。
もうステフィン・カリーの弟ではなく、セス・カリーとしてNBAで存在感を現してますね!
チャンピオンリングを獲得できるように頑張って欲しいなと思います。
それでは、またっ!
|