こんにちは、メローなロッカーです。
デラニー&ボニー&フレンズ
「ヤード・バーズ」、「ジョン・メイオール&ブルース・ブレイカーズ」、「クリーム」、「ブラインド・フェイス」・・と、バンドを結成したり、参加する形をとったりした世界3大ギターリストのエリッククラプトン。
その頃に「デラニー&ボニー・ブラムレット夫妻」に出会ったのです。
ブルースにこだわり続けてきたクラプトンにとってこのカップルは、安らぎを感じさせてくれる存在で、改めてブルースを深く見つめ直すよいきっかけになったようです。
いままでのバンドでの活動に疲れていたクラプトンは、「デラニー&ボニー&フレンズ」の&フレンズの一員になりきり、リードギターを担当し、メンバーに徹することによって、ブルースやR&Bをより深く探究していきました。
ソウルフルなデラニー&ボニーの曲を聴いてみて下さい。バンドマンに徹している若き日のクラプトン、その安らぎの表情がいいですね。
また、デラニーはクラプトンに『神が与えた才能を使わなければ、いずれそれは消え去ってしまう』と助言し、このころからクラプトンは本格的にボーカルに取り組み始めました。
あの、「カーペンターズ」の原曲
次は、「グルーピー」(スターの熱狂的なファンと訳したらいいでしょうか?)というタイトルの曲。奥さんの「ボニー・ブラムレット」と「レオン・ラッセル」の作品です。よく見ると、(スーパースター)とクレジットされています。そうです、あの兄妹デュオ「カーペンターズ」がカバーして世界中で大ヒットした曲です。このカップルは、あまり有名ではないのですが、マニアを集める噂のグループだったのです。
&フレンズには、デイブ・メイソン、リタ・クーリッジ、ジョージ・ハリスンまでいたことがあります。
こちらの「スーパースター」もいいですよ。じっくり聴いてみて下さい。
そして、デラニー・ブラムレットにプロデュースを任せ、クラプトンは記念すべきソロ・デビュー・アルバム「エリック・クラプトン」を世に出しました。