こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
ウェザー・リポート
ジャコ・パストリアスの加入
ウェザー・リポートは、マイルス・デイビス・グループのメンバーだったウェイン・ショーターとジョー・ザヴィヌルが1971年に結成したフュージョングループです。
ジョー(・ザヴィヌル)は、マイルス・デイビス・グループにてジャズにシンセサイザーを積極的に導入した先駆者と言っても良いかも知れませんね。
その、ウェザー・リポートが1976年にパット・メセニーの盟友「ジャコ・パストリアス」をベースに迎えた頃からが黄金期になりました。
世の中の景気がどんどん良くなりバブル経済に向かって一直線の時期でした。
アルバム「ヘヴィ・ウェザー」がリリースされたのは、翌年の77年、
音楽のニーズは、よりポップな、よりメロディアスな音を求めていたと思い出します。
好景気な時は、何でもゴージャスに盛った感じを求め、音楽を聴くオーディエンスもそんな心持で、いたのかなあと思い起こします。
ポップにはなりましたが、フュージョンの質はしっかり維持し、挑戦的ですね。
当時、ロックをこてこてに聴いていた私は、下宿でエリック・クラプトンやジェフ・ベックを必死にコピーしていた時で、ウェザー・リポートの「ヘヴィ・ウェザー」を手にしたのは、リリースから10年以上経過してからだったと思います。単発では聴いていたとは思うのですが、
ひょっとしたら、音楽雑誌等からジャコ・パストリアスが1987年に他界したとの情報を知ったのがきっかけだたのかも知れません。
ジャコ(・パストリアス)が正式加入して、ウェザー・リポートは劇的に変わりました。
アルバム「ヘヴィ・ウェザー」の1曲目のイントロは『どうやって弾いているのか?』と話題となってましたね。
ギターを触っていたこともあり、手にしたのがリリースから10年以上後だった為、その奏法は知っていましたが、リアルで聴いたら、当時はライヴ映像も無かった時代ですので、「?」マーク全開だったでしょうね。
バードランド
めずらしく、アメリカでシングルカットされました。
やっぱり、何でも売れた時代だから、ウェザー・リポートの曲も『やっちゃえ!』みたいな勢いでカットされたんでしょうかね?
ギターがいないバンドの中で、しっかりベースでリズムパートではないリードパートをしています。
これも、ジャコ・パストリアスが先駆者ですね。
マンハッタン・トランスファー
この曲、昔のスタンダードでは無いのに、そこそこカヴァーされていますね。
マンハッタン・トランスファーもその中の1組です。
バードランド(by The Manhattan Transfer)
オリジナルでは、ジャコ・パストリアスもヴォーカル入れてますが、歌詞を付けるとは、恐れ入りました。
感覚的にこの両者、全く関連性が無かったので、このカヴァーは驚きました。
本当に『なんでも有り』の時代だったんですね。
そんな中に身を置いていたなんて自覚は全然ありませんでしたけど、
若い時代はものすごいスピードで通り過ぎて行きました。
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ご覧いただき、ありがとうございました。