こんにちはー。
お盆休み中に審判の勉強のためにいろいろと調べ物をしていたら、自分が間違いだらけってことに気がつきました。
審判にも様々な基本があるんですねぇー。
これを知ってから高校野球やプロ野球を見てみると、プロの審判もきちんとやってるんですね。
ちゃんと基本を知ることも大事ですね!
お父さんコーチの方々にも知ってもらって楽しく審判をやってもらえたら子供たちも嬉しいんじゃないかな。
そんな気持ちで今日は球審のことをブログに書いてみます。
もう球審だって怖くないぞぉー!
塁審について先日書いたブログはこちらから→塁審勉強中のお父さんコーチにピッタリの動画を発見!もう塁審なんて怖くない!
球審の立ち位置
少年野球の練習時に球審をやったりするんですが、キャッチャーの真後ろ・ホームベースの中心にポジションをとっていたのですが、それは間違いってことにビックリっす。
正しいポジションはスロットポジションと呼ばれるバッターとキャッチャーの間に立つんです。
インコースのストライクゾーンの真後ろくらいからボールを見るんですねぇ。
そして球審の判定で大切なのは低めのストライク・ボールの判定。
低めを正確に見極めるためには、球審も低く構える必要があります。
立った状態で上から見下ろしていると低めが見にくいんです。
ということで、キャッチャーの頭の上に球審の顎が乗るくらいの位置で構えるんです。
少年野球だとキャッチャーが小さいからそこまで低くはできませんが、イメージで低く構えてくださいね。
球審の構え・ポジショニングに関して説明されているこちらの動画もご覧くださいませ。
球審の基本・トラッキングとは
球審の技術として大切なのが、基本となるトラッキングとのこと。
トラッキングは頭や身体を動かさずに目だけでボールを追うこと。
球審でストライク・ボールの判定をするためには身体は動かさずに目でボールを追って判定します。
身体ごと動いてしまうとストライクゾーンがブレてしまいがちですからね。
トラッキングってコトバを初めて聞いた僕です(笑)。
投球判定のための基本編を解説されているこちらの動画もご覧ください。
ストライクゾーンはどこからどこまでか
ストライクゾーンっていうのは線が引かれて訳でもないので、目に見えない架空の空間を通った場合にストライクとなります。
バッターの身長によってストライクゾーンにも違いが出てくるのですが、基本のストライクゾーンについて説明してみます。
横のストライクゾーン
まずは分かりやすい横のストライクゾーンの話からいきます。
ホームベースの上をボールが通ればストライクゾーンになります。
ボールが全部通っていなくてもボールの一部分がかすめていればストライクです。
横のストライクゾーンはホームベースがあるからまだ分かりやすいですよね。
縦のストライクゾーン
ストライクゾーンには横と縦があり、ホームベース上のストライクゾーンをボールが通ればストライクです。
平面ではなく高さの概念も必要な3Dなストライクゾーン。
高さはバッターの膝のお皿の下から肩の上部とベルトの中間点までの間となっています。
ストライクゾーンは球審によって若干の違いがあると言われますが、明確な線引きができずある程度「この辺」としか言えないからでもあります。
この多少の緩さが人間らしくて僕は好きなんですけどねー(笑)
でも、驚いたのがストライクゾーンは立った状態ではなく、実際にバッターが打ちに行った時での判定になるんです。
だから普通に立ってる時よりも実際のストライクゾーンは低くなるイメージです。
この辺の細かいルールは40歳にして初めて知りました(笑)
構えた時の高さだと思って今まで野球をやってました!!!
ストライク・ボール、ファール・フェア判定のメカニクス
判定の際に球審がコールをするのですが、そこにもルールがあったことにビックリ。
確かに、きちんとした球審はやってくれてたなぁーって記憶がうっすらあります。
知らないことだらけでビックリです。
ストライクをコールする際には膝を伸ばしてコールをするのが基本です。
逆にボールの際は構えたままの状態でボールとコールするんです。
そうやって考えると球審は1試合に200回以上もスクワットしてる感じなんですね。
そりゃー大変な仕事だわぁ。
もう一つルールが変わっていてビックリしたのがフェア判定。
以前はフェアゾーンを指差して『フェア!!!』ってコールをしていたんですが、現行のルールではフェアの声は出さないとのこと。
確かに最近の試合でフェア!って声を聞いたことないわぁ。
ちゃんと基本ルールに則ってジャッジしてくれてるんですね。
ストライクゾーンと球審のメカニクスに関してはこちらの動画をご覧くださませ。
こうやって審判のことも調べてみると面白いですねぇー。
ルールやアクションも昔と変わってくるし、『アウト!』ではなく現在は『ヒズ アウト!』ってコールしなきゃだし時代に合わせて対応していかなきゃ。
ちゃんと審判講習も受けて練習試合の球審がやれるようになりたいわぁー。
だって、一番近くの特等席で試合のプレーが見れるなんて楽しそうっすよね。
お父さんコーチの方々も積極的に挑戦してみてくださいねぇー。