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甲子園球場の土は春と夏で色が違うことを知ってたら野球マニア確定です。

こんにちはー。
夏の高校野球で活躍したヒーローたちが、U-18日本代表としてアジア選手権で集結!
アジア大会ということで、野球後進国との戦いではすごい点差で爆勝してますねー。

そんな活躍を見ながら今日は甲子園の土の色のことを書きます!

春と夏で甲子園球場の土の色が違う

トリビア的なお話ですが、春と夏で甲子園球場の土の色が違うって気づいてますか?
このネタを知ってる人は完全に野球マニア確定。

それでは、まず春の甲子園球場の写真から紹介。

これが春の甲子園球場の土の色です。
少し白っぽく見えるのが特徴です。

それでは、次に夏の甲子園球場の土の色はどうでしょう?

見比べてみると夏の甲子園球場の土の方が黒いのが分かりますか?
この色の違いについてちょっとだけ掘り下げてみます。

土の色の違いは成分の違い

簡単に土の色の違いを言うと、春と夏では土の成分が違うんです。
甲子園の土は黒土と砂がブレンドされて作られています。

・黒土の産地
岡山県日本原、三重県鈴鹿市、鹿児島県鹿屋、大分県大野郡三重町、鳥取県大山などの土をブレンドしている。

・砂の産地の変遷
甲子園浜及び香櫨園浜社有地〜瀬戸内海産の砂浜〜中国福建省

引用元 阪神甲子園球場Q&Aより

この黒土と砂の配合比率の春と夏の違いが球場全体の色の違いになるんです。
具体的に言うと春は砂の割合が多くなるため白っぽくなり、夏は黒土の比率が多くなるため黒っぽくなります。
黒土はキメが細かく保水性が高いのですが、固まりすぎてしまうので、砂を混ぜることで水はけがよくなるんです。

春は長雨などの影響が考えられて砂を多めの配合にすることで水はけをよくしています。
逆に夏には保水性が高い黒土を多めに配合しているんだそうです。
また、夏場は照り返しが強くなるため白球を見やすくする意味でも黒土が多く配合されているそうです。

この違いが甲子園球場の土の色の違いになってくるんですよー。
マニアックな部分ですが、春のセンバツ甲子園大会が始まる時には思い出して注目してもらいたいです。
または、居酒屋での野球トークの肴にしてみてくださいませ。

それでは、またっ!


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