こんにちはー。
日課のYoutubeでのスポーツ動画チェックをしていて衝撃の事実を発見してしまいました。
これは記事にせねばってことで書いておきます!
自分の肩は強くない!盗塁阻止率No.1の甲斐拓也の秘密
昨年の日本シリーズで6連続盗塁阻止を記録し、日本シリーズMVPを獲得したソフトバンクホークスの甲斐拓也選手。
こちらの記事も合わせてご覧くださいませ→育成選手から日本シリーズMVPにまで成長した甲斐キャノンを支える2つの極意【甲斐拓也】
『甲斐キャノン』と呼ばれるキャノン砲を想像させる強肩捕手として有名です。
盗塁阻止率No.1に輝いた甲斐拓也選手が実は肩は強くないという事実を知ってビックリ。
それを物語るのがこの数字『1.21秒』。
これはキャッチャーの右手をボールが離れてから二塁でボールを受けるまでの時間です。
埼玉西武ライオンズの森友哉選手と同じくらいの数字なんです。
しかし盗塁阻止率は.447の甲斐拓也選手に比べて森友哉選手は.373。
この数字の違いは投手や配球などもありますが、他の部分にも違いがあったんです。
甲斐キャノンの秘密は捕ってから投げるまでの速さ
他のキャッチャーとの大きな違いはボールを捕球してから投げるまでの速さ!
甲斐拓也選手の真骨頂はここなんですねぇーーー。
甲斐拓也選手が0.57秒に対して森友哉選手は0.73秒。
先ほどのボールを右手が離れてから二塁までの到達時間を足すと・・・
甲斐拓也選手が1.78秒で森友哉選手が1.94秒。
捕球から二塁到達までのタイムで2秒を切ることが盗塁を刺す目安と言われています。
このコンマ何秒の違いがアウトとセーフを分ける大きな差になるんですねー。
日本で2人しか使っていないポケットの浅いキャッチャーミット
甲斐拓也選手の送球までの速さを生み出す秘密はキャッチャーミットにあった。
知らなかったのですが、甲斐拓也選手の使うキャッチャーミットって実はある選手からのもらいものなんだそうです。
その証拠にキャッチャーミットには甲斐拓也選手の刺繍ではなく『GIN』の文字が刻まれています。
キャッチャーミットのトップメーカーと言えばハタケヤマ!
僕もハタケヤマのキャッチャーミットを少年野球コーチの際に使ってます。
このGINの刺繍入りのミットの持ち主は今年FAで読売ジャイアンツへと移籍した炭谷銀仁朗選手。
甲斐拓也選手が憧れていた炭谷銀仁朗選手に挨拶して以来の付き合いで今までに3つあげてるそうです。
そんな炭谷選手の愛用するキャッチャーミットは他のキャッチャーミットと大きく違う点があります。
その違いとはキャッチャーミットの大きさとポケットの深さ。
炭谷銀仁朗選手と甲斐拓也選手の2人だけがプロ野球選手の捕手として使ってる特別なもの。
手の感覚で捕球したいということとボールを捕ってから速くボールを握って送球するためにと小さくてポケットの浅いキャッチャーミットを使ってるだそうです。
小さいとグラブ捌きは良くなる反面、変化球の捕球やワンバウンドしたボールを捕球するのが難しくなります。
キャッチング技術の高さがあってこそ使えるミットなんですね。
ポケットが浅いということはボールを取り出すまでの時間が短縮される反面、ボールを弾きやすくなってしまうため正確なキャッチング技術が要求されるってことでもあるんです。
最初は扱うのが難しかったと言っていますが、練習で技術を磨いて使いこなせるようになったんですね。
その球出しの速さが甲斐キャノンを支えてるんです!
お待たせしました。
それでは、僕が衝撃を受けたキャッチャーミットの動画をご覧くださいませ。
一流の選手だけが使いこなせるコダワリの道具ってなんだかワクワクしますよね。
もちろん僕が使っているハタケヤマのキャッチャーミットは普通の大きさだしポケットも深いタイプです(笑)。
最後に強肩捕手達の盗塁阻止動画で締めたいと思います。