こんにちは!
5月29日・水曜日
雨も上がって、風が強い一日になりそうですが、その風のおかげで清々しい感じです。
梅雨に入る前の5月のお天気は、気持ちのいい日が多いんですが、
今年は今まで真夏日が続くなど大変な5月でした。
気温の寒暖差もあり、今日の朝夕は上着が居るくらいですね。
商業的な活動のバランスを考えだした
ジェフ・ベックは、ヤードバーズから第二期ジェフ・ベック・グループまで、一貫して変化を怖がることが無かったミュージシャンでした。
それどころか、次から次へと人をあっ!と驚かせることを好んでやってきたような気がします。
ギターを壊したり、大音響で最前列のオーディエンスを攻撃したり、トリッキーな奏法を見せたりして、常にギターの限界に挑戦というよりも、限界を超えるものを追い求めてきました。
名立たる名プレイヤー達も『ジェフが本気になったら・・・』と白旗を上げる発言をいろんな場面でしていますね。
その反面、とても気分やで、パフォーマンスの出来不出来の差も大きいのも有名です。
また、心優しい一面から、「次はどんなことをギターで見せてくれるか?」という周りの期待に押し潰れそうになり度々体調を狂わせてきました。
ロックの多様化
’70年代に入り、イギリスでもアメリカでもいろんな表現をするミュージシャンが数多く出てきました。
まずは、サイケなロックやブルースから派生したプログレッシヴ・ロックと呼ばれたグループです。
個人的には、まさにこの音楽にどっぷり浸かりました。
きもちいい温泉の感じもありますが、そんな軟なものでもない刺激感がたまらなく好きになりました。
エマーソン・レイク&パーマーは一押しです。
それから、イエス、ピンク・フロイド、キング・クリムゾン・・プログレの波は音楽を聴く人生に大きく影響を受けました。
えっと、何聴こうかな?・・と言うときは、大概「タルカス」です。
また、ロックを大音量で、スピード感ガンガンで押しまくるハード・ロックのグループ、
ディープ・パープルが代表的だと思いますが、ギターソロは、よく真似しましたね。
どちらも、クラッシクの要素が入っていたり、フォークの感覚がしたりとジャンルを超えた融合がワクワクをもっと押し上げていました。
それに、アメリカのカントリー・ロックですか、
イーグルス、ドゥービーズもこのグループに近いですかね?
共通することは、どのパートもすごく上手いミュージシャンの集合だったと思います。
それともう一つ、個人的にはあまり聴かなかったのですが、グラム・ロックというグループ、
デヴィッド・ボウイ、ロキシー・ミュージックの方々ですね。
ビジュアルにビックリさせられてホントに聴かなかったので、良さが余りわかりません・・・
まだまだ分けようと思えば、いくらでもっていう感じですが、
それは、詳しい方にお願いするとして、
変化を恐れない、ジェフ・ベックもこの波のなかで、活躍してきましたが、
今一、スターダムに乗り切れなかったミュージシャンの一人になったのは、
ジェフの気質から、商業的な作戦をしなかったからと言えるような気がします。
そこで、盟友のジミー・ペイジなどの大活躍を横目で見ながら、ぐっと来るものがあったんでしょうね。
それを、達成するために、ジェフは、自分の事故によって立ち消えになっていたカーマイン・アピスとティム・ボガードとの新しいバンドの結成に向かっていきました。
Superstition
スティーヴィー・ワンダーから提示された時、『今世紀最大のリフを貰った』と言ったジェフ、
でも、掴む間もなく取り上げられてしまった、名曲ですね。