こんにちはー。
夏の高校野球甲子園大会も大阪代表の履正社高校の初優勝で幕を閉じました。
北陸勢初の優勝を目指した星稜高校は惜しくも準優勝。
でも、両チームとも素晴らしい戦いでした！
試合を全部テレビ中継で見ていた訳ではなく、イヤホンで聴きながら仕事をしてました。
今日は自分なりに試合を振り返ってみたいと思います。
3回表 4番井上くんの３ランHR
まずは何と言ってもこのシーンから！
星稜の好投手奥川くんから履正社4番井上くんの３ランホームラン！
珍しく連続四球でツーアウト１、２塁のピンチを作ってしまった奥川くん。
初球のスライダーが高めに浮いてしまったところを逃さず振り抜きセンターへのホームラン！
本調子ではない奥川くんの失投を見逃さないところ、そして初球から振っていく勇気！
さすが4番でしたね！
7回裏同点に追いつかれた直後の継投と伝令のタイミングが素晴らしい
7回裏の星稜高校の攻撃も素晴らしく、奥川くんを助けたいチームメイトの底力を感じました。
ワンアウト二塁の場面で女房役の山瀬くんの起死回生の左中間二塁打！
なんとか奥川くんを助けたいという山瀬くんの気持ちの入った一打でしたね。
なおも攻めてツーアウト１、２塁から3番知田くんのライト前ヒットで同点！
試合は一気に星稜に傾くかに思われましたが、ここで履正社高校は２番手として岩崎くんが上がります。
本当はこの回までエース清水くんに抑えてもらって、次のイニングから岩崎くんにスイッチしたいところですが、迷わず投手交代を決断した岡田監督はさすがです。
そしてなおツーアウト１、２塁で迎える打者は4番内山くん。
大事に大事に変化球を中心に攻めるもストレートをレフトポール際へと大きなファールを打たれてしまいます。
しかしここで履正社バッテリーは冷静だったなぁと感じたのが絶対甘く入らないようにと変化球２つ続けて結果は四球。
僕はこの場面での四球はオッケーだと思ってました。
4番か5番の2人のうちの1人を抑えて１つアウトを取ればいいんですから。
そして百戦錬磨の岡田監督は四球直後にすぐに伝令を送り間をとります。
ここが絶妙だったなぁー。
マウンドに集まった内野手は2年生投手岩崎くんに笑顔で語りかけたり頭や肩を叩いたりリラックスさせてました。
ここで空気が緩み見事に次の打者を抑えてピンチを防いだのでした！
ここで勝ち越しを許さなかったのは大きなプレーでしたね。
8回表の履正社の攻撃がまさに王者
同点に追いつかれた直後の8回表の履正社高校の攻撃が王者にふさわしい素晴らしい攻撃でした。
先頭打者の5番内倉くんが粘って粘って右中間へのツーベース！
先頭がアウトに取られてしまうと勢いが星稜に傾いてしまうところを流れを渡さない素晴らしい出塁。
ここはガチガチの送りバントの場面でプレッシャーがかかるも6番西川くんはファーストストライクを一発で決めるナイス送りバント！
一球でバントを決めると流れを作りやすいんですよねぇー。
そしてワンナウト３塁のチャンスを7番野口くんがセンター前ヒットで勝ち越し。
両チームとも女房役のキャッチャーの２人が投手を助けるタイムリー。
っで、ここもポイントの一つだと思いました。
１点勝ち越し8番野上くんがファーストストライクをセーフティーバントを試みて、結果的にはランナーを二塁に進める送りバントに。
たたみ掛ける攻撃をしてきますねぇー。
スコアリングポジションの二塁にランナーを送り、もう一点を貪欲に狙いにいきます。
ツーアウト２塁から9番岩崎くんがレフト前タイムリーで試合を決める５点目となりました。
走者を２塁に送っていなければこの一点は入らなかったんですよね。
監督の采配がズバリ当たったって感じですね！
星稜高校の意地の攻撃を断ち切った鍛え上げられた内野守備
２点差の9回裏の攻撃は星稜高校の意地を感じさせてくれました。
先頭の9番山瀬くんがヒットで出塁し、上位打線に繋ぎます。
ワンアウト１、２塁で同点のランナーまで出しました。
ここで打席には先ほどタイムリーを打っている3番知田くん。
粘って粘って最後はドン詰まりのセカンドゴロで、二塁アウトでツーアウト１、３塁かなと思ったところ、履正社の鍛え上げられた内野守備が光りました！
セカンド池田くん、ショート内山くんが2人とも捕ってからの送球が物凄く早くてゲッツー！！！
ちょっと興奮しましたよぉーーー！！！
素晴らしいナイスプレーでした！
ということで、ハイライトをどうぞ。
見応えのある試合だったんですねぇー。
ハイライトでは伝えきれないような絶妙の間や、プレーが随所にあった素晴らしい熱戦でしたね。
優勝した履正社高校の皆さん初優勝おめでとう！！！
星稜高校の皆さんも素晴らしい戦いっぷりでした。
胸を張って地元に凱旋して欲しいなって思います。
高校野球ってやっぱりいいなぁーー。
次は春のセンバツ大会までしばらくお預けですね。
夏の舞台で活躍した2年生、1年生が大きく成長して夢の舞台に帰ってくるのを楽しみにしたいと思います。
それでは、またっ！
