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少年野球における『投球制限70球ルール』が地味にキツイ。

少年野球における『投球制限70球ルール』が地味にキツイ。

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
8月に入り市内大会が再開しており、毎週試合が続いております。
しかし、とある新ルールでちょっと苦戦しているんですよね。

投球制限70球ルール

学童野球(少年野球)では投手の投球過多によるケガのリスクを防ぐために今年から70球ルールが適用されてます。
一人の投手が1日の試合で投げることができる投球数に制限をつけることで選手を守ろうというルールです。

➀70 球以内(4 年生以下 60 球以内)
②試合中規程投球数に達した場合、その 打者が打撃を完了するまで投球でき る。
③ボークにかかわらず投球したものは、 投球数に数える。
④タイブレークになった場合、1 日規程 投球数以内で投球できる。
⑤牽制球や送球とみなされるものは投球 数としない。
⑥投球数の管理は、大会本部が行う。
引用元全日本軟式野球連盟HPより

プロ野球投手も最近では先発は100球を目処に交代することも多くなってきましたが、学童野球では70球で強制的に交代となります。
70球っていうのが結構キツイんですよねー。
プロでも100球で5〜6回くらいだと思うのですが、学童野球だと4回くらいで70球に来ちゃうことも。
しかもイニングの途中でも70球が来ると交代しなくてはならないので、結構頭が痛いとこです。

頭数だけでなく心まで育てる必要あり

僕らのチームは1学年の人数も少なく、5〜6年生混合のチームとなってます。
投球制限を想定して普段から投手をやれる選手の数を増やすように取り組んできました。
しかしながら公式戦となると基本的にはエースを先発させるのですが、二番手以降に悩まされるんですよね。
普段の練習時での投球練習ではストライクが入るけど、打者がいて試合の緊張感の中でどう冷静に投げられるか。
点差の離れている試合では良いのですが、1点を争う競った試合展開の中の緊張感でリリーフに出て行くってかなりキツイですよね。
心の準備も、投球準備も試合中に切り替えていかなきゃですもんね。
プロ野球のようにリリーフ投手が万全の準備をして途中出場って訳にはいかないんです。
人数に余裕がいないチームとなってくると攻撃時に急いでブルペンで投球練習をして準備しなきゃです。
打順が回ってきちゃうような場合では十分な準備ができないままマウンドに上がる場面もあります。
さらにこの暑さだとベンチで休ませることも考慮しながらとなると結構キツイです。

さらにルールでキャッチボール等は大人の指導者陣ではなく、選手が受けなきゃダメらしく。。。
さらにはキャッチャーを座らせて投球練習させる場合はキャッチャー防具を装着しなきゃらしく。。。
人数もキャッチャーとしての技術も足らないし(笑)。
これは頭痛いっすわぁー。
と言ってても仕方がないので、対応策も考えていかなきゃです。

ここ数試合を経験して大事だと感じるのは心の部分ですね。
リリーフでマウンドに向かう投手の不安をいかに払拭できるかかと。
入念な準備をしてマウンドに上がれる訳ではないので、そこをどう自信を持ってマウンドに上がれるか。
性格的な部分もとっても大事かと。
考え込みすぎちゃうタイプにはちょっとキツイかもです。
なんとかなるし、とか変に自信のあるタイプの方が向いてるかなぁ。
コントロールに自信があるタイプの子の方がいいかなと。
普段の練習時からいろんな場面を想定して適正も考えながら指導者チームで話し合いが必要ですね。

昔のように先発完投タイプでエースが必ず投げ切るって訳にはいかないです。
子供たちの未来を守るためにも、大人たちが今まで以上に頭を悩ませながら準備をしていかなきゃです。
僕らのチームだけでなく、たくさんのチームが頭を悩ませている問題かと思いますし、コレだという解決策もまだ見つかってませんが、頑張っていきましょうー。
ミーティングで指導者チームと意見を交わしてチャレンジですね!
それでは、またっ!



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