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野球用語・グリーンライトとは『自分の判断で自由に盗塁して良い』という絶対的な信頼感。

野球用語・グリーンライトとは『自分の判断で自由に盗塁して良い』という絶対的な信頼感。

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
野球の戦術の一つに盗塁があります。
足の速いランナーとキャッチャーとのバトルは見応え十分ですよね。
足が遅いけど相手の隙を突いて盗塁するのも意外と好きだったりします。
さて、今日はそんな野球の盗塁に関しての記事です。

野球用語・グリーンライトとは

野球用語にグリーンライトというコトバがあるのですが、ご存知ですか?
グリーンライトとはまさに信号機の青信号のこと。

つまり青信号はゴーってこと。

野球においては、監督が選手に積極的なプレイの許可を与える場合に使用される。
主に、打者が出塁した場合に自分の判断で自由に盗塁できることを指す。
通常の盗塁は監督のサインにより行われる。
引用元 Wikipediaより

通常の盗塁はThis ballつまり『次のボールの時に盗塁しなさい』というサインがほとんど。
しかし稀に監督から信頼を得ている足の速い選手に対しては『任せたからイケる時に盗塁してイイよ』というサインがあります。
これがグリーンライトです。
まさに監督からの信頼の証でもあります!
このグリーンライトのサインがあるのは、チームの中でも一人か二人ではないでしょうか。

最近では今シーズンのMLBで大活躍中の大谷翔平選手がグリーンライトだと言われています。
実はめっちゃ足も速いんですよねぇー。

投げて打って走って、本当に野球を楽しんでる感じで最高ですね!
 

グリーンライトのプレッシャー

監督からの全幅の信頼の証がグリーンライトですが、実際は早いカウントのうちに走って欲しいという願いも込められているんですよね。
グリーンライトですからいつ走っても良いことにはなっていますが、打者のカウントが悪くなってしまう前に決めて欲しい。
もちろん盗塁成功してチャンスの場面で打者に勝負して欲しいって思ってますよね。
しかしこれが走者にとってはとんでもないプレッシャーになってしまうことも。
阪神タイガースでリードオフマンとして活躍し、5年連続盗塁王となった赤星憲広さんも当然グリーンライト。
しかし、赤星さんはプレッシャーを感じてしまってスタートを切れなくなってしまっていた時期があったそうです。
こちらから記事をご覧ください→赤星憲広が「走」のイップスを体験。「盗塁にはスランプが存在する」

あの赤星さんでさえこんなことになってしまうこともあるんですね。
成功して当たり前というプレッシャーはキツイんでしょうね。

 

少年野球においてグリーンライトは必要か?

ここから個人的に少年野球においてのグリーンライトについてちょっとだけ考えてみたいと思います。
少年野球では盗塁もよく利用されるポピュラーな戦術。
よっぽど肩の良いキャッチャーがいないと結構盗塁はされてしまうもの。
特に高学年になってこないと二盗はなかなかアウトにできないイメージがあります。

じゃあ足の速い子にはグリーンライトのサインがあってもイイんじゃない?って思いますよね。
おそらくですが、グリーンライトのサインがあってもなかなか盗塁にチャレンジしないんじゃないかなと思うんです。
よく走者二塁の状態の時に監督から『スタートが切れたら盗塁していいからな!』って声掛けしてる姿を見ますが、そういう時ってだいたい盗塁しないです。
きっと盗塁成功することよりも失敗してしまって怒られるのが怖いんだと思うんです。
そんな時は盗塁のサインを出してあげるべきだと思うんです。
そうすれば、もし盗塁失敗したとしても指導者サイドで責任を持ってあげられると思うんです。
失敗を恐れない雰囲気というかチームカラーというか、そういう部分も大きいかもなぁ。

っとなると、個人的にはグリーンライトというよりもスタートが切れなかった時に止める勇気というか権限を与えてあげる方が現実的かなと思ったり。
今のうちのチームで考えると一人グリーンライトを出してあげても良いなって思う選手はいますが、性格的に優しいので意外とスタート切れなさそう(笑)。
このグリーンライトの作戦も選手の性格が大きいんじゃないでしょうか?
考えれば考えるほどわからんくなってきますが、練習試合なんかで試してみたい作戦の一つですね。
今度、監督と相談してみようーっと。

最後は答えの出ない自問自答みたいになってしまいましたが、野球にはグリーンライトという作戦・サインがあるんですね。
それでは、またっ!



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