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バット選びのポイントでもあるグリップエンド形状について

バット選びのポイントでもあるグリップエンド形状について

こんにちはー。
野球道具をいろいろと調べたり試してみるのが大好きなじょびスポです。

先日、Youtubeで球辞苑のグリップの回を見ていてグリップの形状について書いてみたくなっちゃいました。
ということで、バット選びの参考になってくれたらなと思って書きます。

バットのグリップエンドの形状

野球をやらない人にとっては分かりにくいかも知れませんが、バットのグリップエンドの形状って種類がイロイロあるんです。
一般的なレギュラータイプから長距離打者がよく使うモデルやバット操作のしやすいと言われるタイカップ式などなど。
木製バットになると一本の角材から削って様々な形にできるのが良いところでもあります。

画像引用元 Xanaxより

金属バットにもグリップエンドの形状は様々ありますが、木製バットの方がいろんなスタイルがあります。
プロ野球選手ともなると選手によってコダワリが詰まったオリジナル形状のものが増えてきます。

一般的にはバットのグリップエンド近くが少し拡がったレギュラーモデルが多いです。
金属バットだとグリップ部分は真っ直ぐでグリップエンドがキュッと盛り上がったものが多いです。

一般的な形状のモノについては今回は割愛します。
だってみんなレギュラータイプのグリップエンドを使ってるでしょ?
 

バットの操作性が良いと言われるタイカップ式

バットの重心の位置によってトップバランス、ミドルバランス、カウンターバランスの3種類があります。
トップバランスは長距離打者が使うバワーが必要なバット。
ミドルバランスは中距離打者が使う振り抜きやすいバット。
カウンターバランスは重心が手元に近いところにあるため操作しやすいバット。
と言われてます。
バットの重心バランスはグリップエンドの形状にも影響があります。

バットの重心が手元に近い方がバットの操作性がよくなるので、手元に重心をもってくるためにグリップエンドが大きくなります。
日本ではタイカップ式と呼ばれるこの形状は、元メジャーリーガーのタイ・カッブが使用していた形状です。
9年連続首位打者やシーズン打率で.400を超えること3回。
打撃の神様的な名選手だったそうです。

バットのグリップからグリップエンドに向かってなだらかな曲線を描いている形状でフレアに拡がってるグリップエンドです。

薬指、小指の部分が太くなるので慣れないと握りにくいし違和感あるかと思います。
僕は正直苦手な形状です(笑)
高校時代はいろいろとチームにあるバットを試してみたんですが、どうしてもこのタイプは合わなかったなぁ。
今でもこのタイカップバット持つと違和感で打てる気がしません(笑)
でも、これが好きな人はめっちゃ好きみたいです。
 

装着するとタイカップ式になるグリップNリップ

さらには普通のグリップエンドをタイカップ式にするようなオプショングッズもあるんです。
ウチの少年野球チームでも道具マニアの子がいて装着してました(笑)。
Grip-N-Rip(グリップ エヌ リップ)っていう商品です。

めっちゃカラフルでオシャレなんですが、指がかかりやすい形状になっており振りやすくなるんですって。
先ほども言った通りタイカップ式が苦手な僕は振りにくかったですけどね(笑)
高校野球などでは使用はできないので、購入する際には大会で使用できるのか店員さんに確認してみてくださいね。

人間工学に基づいたグリップエンド形状【Jグリップ】

グリップエンドの形状で驚きの形状をウリにしているバットがあります。
まさかのJ型形状のJグリップを採用している美津和タイガーのバット。

画像引用元 美津和タイガーHPより

人間工学に基づいた設計で手首を痛めにくい形状なんだそうです。
手首周辺にかかる衝撃を緩和してくれるグリップ形状とのこと。
確かに手の小指側に当たりにくいのでケガしにくいんだと思います。
これまた僕にとっては振りにくい形状でシックリこないので使わないんですけどね(笑)
 

やっぱり慣れ親しんだ形状が一番シックリきて手に馴染むんですが、結局はどれだけバットを振ったかってことかなぁとも思います。
少年時代から死ぬほど素振りをしてきて感覚的に合わないだけかな。
逆に小さい頃からタイカップ式を振っていたら、タイカップ以外だと振りにくいんでしょうね。

ということで、グリップの形状も様々あるので友達のバットなどいろんなバットを振ってみて自分にあう物を探してみましょう。
そして手に入れたらたくさん素振りをして自分の身体にしみこませていきましょうー。
それが上達への近道だと僕は思います。

それでは、またっ!

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