記録よりも記憶に残る名捕手・千葉ロッテマリーンズの里崎智也。

こんにちはー。
昨日書いたYotubeの里崎チャンネルですが、里崎さんがどれくらい凄い選手だったかを知らない人もいるのかもと心配になります。
ということで現役時代のプレーを紹介するブログです。

記録よりも記憶に残る名捕手【里崎智也】

現役生活15年を千葉ロッテマリーンズ一筋で過ごしたフランチャイズプレイヤーの里崎さん。
千葉ロッテマリーンズの正捕手として日本シリーズ制覇（2005年・2010年）にも貢献。
2010年はリーグ3位からクライマックスシリーズを勝ち上がり、『史上最大の下克上』を成し遂げました。
千葉ロッテマリーンズを代表するレジェンドです。

画像引用元千葉ロッテマリーンズHPより

里崎智也（さとざき　ともや）
1975年5月20日生まれ
徳島県鳴門市出身
身長175センチ　体重94キロ

小学2年生で野球を始め、鳴門市第一中学校では軟式野球部に所属し、高校は鳴門工業高校へと進学。
3年時にはキャプテンを務めるも甲子園大会出場経験はなし。
その後、首都大学野球連盟の帝京大学へと進学し、打撃を活かして指名打者として出場し、4年から正捕手となる。
リーグでの活躍を認められ1998年のNPBドラフト会議にて千葉ロッテマリーンズから2位指名を受け入団。
本格的に正捕手として試合に出始めたのは5年目の2003年から。
以降は中心選手として、千葉ロッテマリーンズを代表する選手として活躍し、2006年のWBC・2008年の北京オリンピックでも日本代表として貢献しました。
2014年シーズン終了後に引退することになりますが、ファンから愛される素晴らしい選手でした。

勝負強いバッティング、守備においても捕逸（パスボール）が極端に少なく1000試合以上出場した捕手では最少となる通算捕逸19個という素晴らしい記録の持ち主。
地肩も強く、盗塁阻止率も高かった里崎さんはキャッチャーとしての実力が凄かったですね。

転機となった涙の決勝打

里崎さんのエピソードとして強烈に記憶に残っているのが、この2003年5月4日の対ダイエーホークス戦の決勝打。
この日ベンチスタートだった里崎さんに延長11回表３対３の同点、１アウト２塁の場面で代打で登場することに。
実際は打者・清水に代わって代打は左の井上選手。
この代打に対してホークスは左投手・渡辺投手へ。
そこで代打の代打で里崎選手に出番が回ってきて、魂の決勝三塁打！！！
そしてヒーローインタビューでのコメントが泣ける。

実はこの試合の前日に最愛の祖母が亡くなってしまい、告別式を欠席してまで臨んだ試合だったんです。
この打席までシーズン無安打だったのですが、このヒットを皮切りにレギュラーの座を掴み最終的には78試合に出場し打率.319という好成績を納めてチームの主力へとなっていったんです。
この打席がまさに里崎智也さんのプロ野球人生を変えたと言っても過言ではないでしょう。

強気なインコースへのリード

里崎さんの捕手としての特徴の一つが捕逸（パスボール）の少なさと強気なインコースへのリード。
打者のインコースを執拗につく強気なリードが真骨頂。
打者を討ち取るためには必要なボールではありますが、長打の可能性もあり怖いところ。
しかし、里崎さんは強気に要求してきます。
強気に行きすぎて打者と揉めた場面もあり、リンデンとの乱闘寸前まで発展したインコース攻めも凄かったぁー。

唐川投手も里崎さんを信じて強気に投げ切るとこが素晴らしいですね。
打者のリンデンも相当頭にきてたんでしょうが、バントの構えからの強烈な引きはダメ。
これは100％リンデンが悪いですわ。
その後もインコースも使いしっかりと討ち取る素晴らしいリードでしたね。
止めに入ってきたセギノールのデカさにビックリですよね（笑）。

里崎さんの配球とリードについてためになる動画も貼っておきます。
キャッチャーやってる子には参考になると思うんでご覧くださいませ。

今日は千葉ロッテマリーンズのレジェンド里崎智也さんの現役時代を振り返ってみました。
これからも様々な角度から野球界に貢献してくれることを楽しみにYoutubeも見たいと思います。
それでは、またっ！

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