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首位打者・吉田正尚選手は初球打率が高いのにど真ん中は見逃すという矛盾の理由とは。

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
プロ野球シーズンが終わり、『球辞苑』の季節がやってきましたね!
僕が大好きな番組なんですが、リアルタイムで見るというか・・・
Youtubeで見てます(笑)。

2020首位打者を獲得した吉田正尚選手

吉田正尚選手といえば豪快なスイングのホームランバッターの印象が強いのですが、2020年シーズンは打率.350で首位打者を見事に獲得!
これを両立するって凄いことだなぁーって思います。
吉田正尚選手の細かいことは過去記事からどうぞ→日本にもいる小柄なホームランバッター【吉田正尚】
まずは、気持ちの良い吉田正尚選手のホームランからご覧くださいませ。

フルスイングエグイわぁー。
こんなにフルスイングするのに打率も稼げる秘密について考察していきたいと思います。

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ど真ん中見送り率第1位の不思議

球辞苑の今回のテーマが『ど真ん中』でした。
なんというテーマで掘り下げるんだっと思っていたら驚きの結果が。
なんと首位打者を獲得した吉田正尚選手がど真ん中見送り率45.4%で第一位だったんです。

しかもファーストストライクでの見送り率はなんと77.2%という数字が。
初球は真ん中に投げとけばワンストライクをいただけるって感じですよね。

しかし、いざど真ん中を振ってくると打率.405という結果になってます。

なぜファーストストライクのど真ん中を見送ってしまっているのかの考察は次の章で書くとしてまずは球辞苑をお楽しみくださいませ。

ど真ん中も深いんですねぇー。

脅威の初球打率.448

初球のど真ん中は見逃すことがほとんどの吉田正尚選手ですが、矛盾するような数値も残しています。
それは初球打率.448という素晴らしい数字です。

あれ?ファーストストライクのど真ん中は見逃すけど、ど真ん中以外は打つってこと?
一見すると矛盾していますが、この初球打率が今シーズンの好調さの証だったんです。

どういうことかと言いますと、吉田正尚選手は初球から甘いボールを狙って打っていくための準備をしているんです。

初球打ちは根拠が必要
前の打者の配球や今までの対戦データを見て
どの球種が来るか予測してしっかり打ちにいけている

つまり打席に入る前から初球にどんなボールが来るのかというのを予測して準備して打席に入ってるってこと。
来る球全てを打ちにいくのではなく、狙いを絞った上で打ちに行っているということ。
逆に言うと、初球にど真ん中のストレートを想定して打席に入っていないため、ど真ん中を見逃しているってこと。
そして初球打率が高いのは読みの鋭さで狙ったボールがきて積極的に打ちに行った結果がヒットになっているってこと。
矛盾するように見えて実は繋がってるんですねぇー。

ファーストストライクから積極的に狙って打っていけていたから結果的に三振数も少ないってことなんでしょうね。
豪快さだけでなく繊細さも併せ持ってる素晴らしい選手なんですね。

来シーズンは首位打者だけでなく三冠王も狙っちゃって欲しいくらいの選手なので、期待して応援したいと思います。
それでは、またっ!
 


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