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野球の試合では先攻・後攻どっちを選びますか?後攻の方が有利だと思うんですけども。

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
野球人の皆さんに質問です。
試合の時に試合前のジャンケンに勝ったら先攻・後攻どっちを選びますか?
圧倒的に後攻を選ぶチームが多いと思うのですが、ウチのチームの子たちは先攻を選びたがります。
個人的に先攻のメリットが分からないんですが・・・
っということで、今一度考えてみようと思います。

先攻のメリット

いろいろと考えてはみたのですが、先攻のメリットはこの2つしかないかなと思います。

先手必勝

初回の攻撃で先取点を取ることで、流れを作ることができる。
初回の攻撃で大量得点を奪い、相手の気持ちを折ってしまい試合を決めてします。

得失点差のリーグ戦

ちょっとマニアックになりますが、リーグ戦での負け試合では先攻のメリットがあります。
勝ち試合の場合は関係ないんですけどね(笑)。
負け試合だと最終回は先攻の攻撃まで行い、裏の守備機会はなくなります。
つまり最終回に先攻で得点を取ると、裏の守備をしなくても良いため、得失点差を詰めることができます。
これは隠れた利点だと思います。

先攻のデメリット

これは究極のデメリットだと思います。
何点差があっても裏の攻撃で逆転負けをしてしまう可能性があるってこと。
先取点を取っても裏の攻撃で同点に追いつかれたら、気分的にマイナスな感じになるんですよね。
どれだけ点差があっても気が抜けないので、常に先手先手で点を取っていかなければならないんですよね。
個人的にコレが一番キツイっす。

後攻のメリット

後攻の最大のメリットは何点差があっても逆転勝利する可能性があるってこと。
9回の裏(少年野球では7回裏)のツーアウトからだって逆転は可能ってこと。
諦めない限り勝利の可能性はあるってこと。
先攻は逆転される可能性がある恐怖がつきまとうんですよね。

目標が立てやすく精神的に有利

たとえば、初回に1点先制されたとします。
攻撃に移る際に、まず何を考えますか?
おそらく1点取って追いつこうって目標を立てますよね?
2点差なら2点取って追いつこうってなりますよね。
後攻は点を取られても追いつこうと目標が立てやすいんです。
狙い通り点差を追いつけたとすると気持ち的にかなり優位に立てます。
追いついた!というプラスの風と、先攻は追いつかれたというマイナスの風。
同じ点を取ったとしても気持ちが全然違うと思います。
精神的に優位に立ちやすいのが後攻の最大のメリットだと思います。

先取点の重みが違う

イニングには表と裏の攻撃があり、イニングが終わった時点での得点差が勝負の分かれ目。
先攻チームに得点されても逆転すれば後攻チームが勝ちですよね。
先攻チームの方が先取点を取る可能性は高くなりますが、こう着状態が続いた時の先取点を後攻チームが取った場合はどうでしょうか。
たとえば5回まで0−0で進んだ試合で6回裏で先制点を取ったとしたら後攻チームが精神的にかなり優位になれると思います。
もし少年野球だったら7回で試合終了ですから、先攻チームは後1回の攻撃で点を取らないと負けてしまいます。
かなり追い込まれた状態になりますよね。
そういう試合展開って結構ありますよね。

後攻のデメリット

個人的に後攻のデメリットってなかなか思いつかないのですが、あえて考えるとしたら。。。
球審のストライクゾーンのクセが分からないってことくらいかと。
野球規則にはストライクゾーンの規定がありますが、実際に試合を裁く球審さんのストライクゾーンは個人差があります。
低めをとって、高めをとらないとか。
後攻だと初回の守備からスタートとなるので、投手と捕手はストライクゾーンの探り合いからスタートします。
この高さまでは取るのねとか、アウトコースは広めに取るのかなどなど。
バッテリーとしては、いち早く球審のストライクゾーンを把握することが大切なんですよ。
先攻チームにとっても同じく球審のクセが分からないのは条件的に同じではありますが、投手の方が投げにくさはあると思います。
後攻のデメリットってこの程度かと思います。
 

まとめ

いろいろ考えてみましたが、やっぱり後攻の方がメリットはあると思います。
プロ野球ではホームチームが後攻になるってことが、答えなのかなと思います。
ホームゲームはホームチームが有利になるように設定されていますんで、やっぱり後攻が有利ってことだと思うんですよね。
先攻のメリットとか、絶対先攻の方がいいよという意見があったら、ぜひ聞かせてもらいたいなと思います。
それまでは、やっぱり試合では後攻を取るようにしたいなって思います。
それでは、またっ!

 



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