こんにちは、メローです。
(60’s ~ 80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
バンドマスターなしのトリプル・ユニット
クリームのことを説明するのは難しいですね。
わずか3年間ほどのバンド経歴の中に、時間のくくりでは、表現しきれないエネルギーが充満しています。
バンドの詳しい内容については、もっと詳しい諸先輩方にお任せさせて頂きたいと思います。
3分前後の構成が暗黙というか常になっていたころに、ジャズ風のジャムセッションを取り入れ、曲の最初と最後だけ決めて後は、リーダー無しの個性と才能のぶつかり合いをする長時間の演奏スタイルを聴いたのは、エリック・クラプトンを「オーシャン・ブールバード」で知ってからですので、
クリームが解散して随分経ってからでした。
ロイヤル・アルバート・ホール
当時、記事を読めば読むほど、子供だった私は『この険悪な人間関係でよくバンドが維持するな』と思ってました。
そんな、ガタガタな人間関係のメンバーが、40年近くの時を経て、それも解散のステージを踏んだ場所で、アイコンタクトを取りながら、時にニコニコしながら協演するって、何かこみ上げるものがありますね。
メンバーが入場して来て、しばし音合わせの後、1曲目のギターのアルペジオ?が始まった瞬間、『クリームとオーディエンスはタイムマシンに乗った!』と確かに思いました。
クリーム37年ぶりの復活コンサート
同窓会気分
ジャック・ブルースの歌声もいぶし銀になって、聴きごたえがあります。
バンド現役の頃は、ギラギラした眼と演奏で、全然ちがった表情をしていたんだろうなと想像すると、本当のタイムマシンに乗って1968年に行ってみたいと思いますね。
でも、その時私は10歳位ですので、『お兄ちゃん達の音楽分からない?うるさ~い!』でしょうねえ・・・
オーディエンスも映像から見ると、同窓会のような感じですね。
楽しい一夜だったんだろうな~と、うらやましいです。