こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
クリーム【Live at ロイヤル・アルバート・ホール】
Sleepy Time Time
前回は、【ジャック・ブルース】による、ブルージなスローバラード・ブルースでした。
トリオ構成で、ミスるとすぐわかってしまうスローな曲ですが、ジャックのヴォーカルもいぶし銀の良さが出て、聴きごたえのあるプレイでした。
エリック・クラプトンのソロやリフも「クリーム」で聴くとタイムトリップしてしまいます。
若きプレイヤー達の見本になるバンドプレイ
次の曲も【ジャック・ブルース】の曲です。
アルバム「フレッシュ・クリーム」の第1曲目に位置するこの曲。
『当時の音楽を愛する若者達全てのフレッシュな気持ちをジャックがストレートに歌った曲に思えます。』
ステージでは、ジャックがオーディエンスに向かってMCしかけた時に、「ジンジャー・ベイカー」のドラムスがいきなり入って、ガンガン引っ張って行き、それに呼応するように、エリックとジャックが続きます。
そのイントロ、ジンジャーとジャックが、笑顔のアイコンタクトをします。カドがとれました。
これが昔は、アイコンタクトではなく、にらみ合いだったんでしょうねえ。
ドライブ感があるブギの要素も入っているような、小気味いい曲です。
1st. アルバム「フレッシュ・クリーム」では、3分弱ですが、このライヴではエリックのギターソロが3分間程度あり、約6分のステージになっています。
特徴あるリフの繰り返しとウーマントーン、ベースのジャックは前曲と打って変わってネック側でピッキングし、更には和音のストロークもあり、ギターに応えています。その二人の前を、ジンジャーがガンガン進んで行く、という3人の触発されたプレイに思わずノリノリになりますね。
以後の、プレイヤー達がマネをしただろう、ジャムの見本のような曲だと思います。
6曲目 N.S.U. (エヌ・エス・ユー)
しかし、ジンジャーはパワフルですねえ。65歳のプレイにはとても見えません。
私も、65歳にはもう少しありますので、見本にしていきたいです。
N.S.U. の意味は、諸説あるようですが、歌詞から見ると、自動車関係かなと想像できます。
でも昔は、とんでもないことをジョークにして、それを『うそ!、ほんと?』と思わせながら題目にしたりしてますから、面白いですね。
エリック・クラプトン
小さい頃エリックは、音楽に関心を持ちながらも、学校ではあまり目立たない存在でいたかったようで、当たり前ですが、ごく普通の少年でした。
”年の離れた兄”の叔父エイドリアンに連れられて、演奏を聴いていく内に、ギターへの関心が高まっていき、祖父母にねだってアコースティックギターを初めて手に入れました。
高校生の時には、エレキギターで、ジミー・リードをコピーしてブルースにはまり、当時は皆そうだと思いますが、自己流の練習をして17歳位には、エリックは、住んでるリプリーから1時間以上かけて出かけ、ロンドンのクラブのライヴを見に行くようになりました。そこでの出会いで、ギターの上達があったんですね。
そして、18歳の年に【ヤード・バーズ】に加入し、プロデビューになりました。
しかし、上達の速さがすごく早いですね。18歳で「ヤード・バーズ」って魔法のようです。
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② ジンジャー・ベイカーがご機嫌!【ねずみ と いのしし】 ライヴ・アット「ロイヤル・アルバート・ホール」
③ クリーム 2005年「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」3曲目「アウトサイド・ウーマン・ブルース」とエリック・クラプトンの軌跡をすこしづつ
④ クリームのロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート、2曲目「スプーンフル」目が離せないプレイで魅せる渋いブルース
⑤ 37年の時を経て 【クリーム】 が2005年に「ロイヤル・アルバート・ホール」にタイムトラベル、幸運に恵まれた方々がうらやましい
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