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ロバータ・フラックのやさしく歌って、ハスキーなブレンドが心地いい。原曲はロリ・リーバーマン

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

教師をしながら歌手をめざした

ロバータ・フラックは1937年ノースカロライナ生まれ、今では80歳を超えていますね。
戦前に生まれて、小学生で終戦を迎えたロバータ(・フラック)は、大変な幼少時代を経験されたと思います。
そんな中、音楽一家だったこともあり小さい時から音楽教育を受けていました。
そして優秀だったロバータは、不幸な歴史の教訓から黒人の方々、アフリカン・アメリカンの為に設立された「ハワード大学」に進学し、卒業後は音楽教師をしていました。
最初はピアノから始めた音楽でしたが、声楽も併せて学んだことにより、教師をしながらクラブでも歌い、歌手も目指していてくれたおかげで、全世界の人が彼女の歌声に触れることができるのですね。
ありがたいことです。

ハワード大学はワシントンD.Cにあり、アフリカン・アメリカンの人たちに高等教育を提供するために設立された総合大学です。
黒人系の教育機関で、黒人の方の割合は85%程度のようです。
2015年に俳優のモーガン・フリーマンが、人文学の名誉学位を授与されました。
アメリカの柔軟性には、いつものことながら感心しますね。

その歌声

ロバータ(・フラック)の歌声を聴いたのは、中学から高校になる頃ですかね、気が付いたらあの「やさしく歌って」が、FM局から頻繁に流れていた感じです。
やさしい歌声で、それまで聴いたことのない声質と言うか、ロバータの作る雰囲気に引き込まれたのを思い出します。

綺麗な歌声ですが、その言葉だけでは言い表せない新しい声に出会った感じでした。
真綿のように柔らかい中にハスキーが少しブレンドされているその歌声に、この曲が流れるたびに手が止まって、聴き入ってしまうという記憶です。

ソウルフルなのに、エモーショルじゃないロバータの歌声は、当時、出来上がっていたソウルの形から逸脱した感じで、あまり良くない論評も散見されましたが、
『いいや、ロバータ最高!』でした。大人の歌という感じが良かったです。

今回ご紹介する大ヒット作「やさしく歌って」は、ロリ・リーバーマンという女性歌手のカヴァーですね。

やさしく歌って

ロバータのステージは、ソウル、R&Bにジャズの要素を取り入れていますね。
バックで支えるギターやマリンバ(だと思いますが)のフレーズもジャズっぽく聴こえてきます。

ロリ・リーバーマン

やさしく歌っては、1972年にロリ・リーバーマンが、リリースし翌年、ロバータがカヴァーして大ヒットしました。
ロリ・リーバーマンが歌うとやさしいポピュラーになって、こちらもしっとり落ち着きますね。
違った風景が見えてきます。こちらもいいですね。



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ご覧いただき、ありがとうございました。

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