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キング・サニー・アデのジュジュ音楽は、頭をカラッポにしてその背後の「気」を感じながら聴くのがいいですね

キング・サニー・アデのジュジュ音楽は、頭をカラッポにしてその背後の「気」を感じながら聴くのがいいですね

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

アフリカのヨルバ語で奏でるジュジュミュージシャン

コトバや思想があると素直に聴けない、
ヒトは考えている時は感じない、感じるには頭をカラッポにしなくてはいけない。
その音楽は、コトバを逃れて心から心にじかに伝わるものと表現されたのを覚えています。

鼻の先に意識を集めて静かにゆっくり呼吸する自律神経を安定させる呼吸法や
座禅といったら大げさかも知れませんが、通じるところがあると思います。
キング・サニー・アデの音楽を聴くときは、頭をカラッポにして聴くのが一番いいですね。
呼吸法や座禅と同じで、聴いている時、何かを考えていると気づいたら、あまり堅苦しく考えないで『あっ、今何か考えてる、(キング・)サニー・アデの音楽に集中、集中』と言う風に心を落ち着かせるように持っていくのがいいような気がします。

アデの良いところは、エゴの無い悦び、誰も支配しようとしないから楽しさがありますね。

 

西洋の音楽と比べて、
「音楽家が忘れてしまっている、音楽は人々が一緒に生きる悦びを感じさせる根源的なもの」と、表現している記事を当時見た記憶があります。

サニー・アデは、自分の音楽を「パーティー・ミュージック」と呼んでいるそうです。
アデのステージは、オーディエンスが踊り出し、ともに歌います。
ディスコ・ダンスミュージックと違い、地元ナイジェリアでは、8時間以上もジュジュ音楽が続くのが普通で、皆 勝手に好きに、踊り、食べ、雑談することが根底にあるとも聞きました。

ステージでは、西洋文化から生まれた電子楽器による素敵なフレーズとアデのジュジュ音楽が見事に融合していて、不思議な感覚に陥ります。
3枚目のアルバム「オーラ」の意味のように、その向う側にある「気」を感じることが大事で、それに近づくことにより更に価値が出てくる音楽なんだなと思います。

   



 

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

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