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【ジミー・ペイジ】 ブルースに影響を受け、自らの解釈でプレイしていきました。それは、ハードロックの扉に繋がりました。

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

1968年 ジミー・ペイジはヤード・バースに参加しました。
それまで、いろんな音楽スタイルに順応する能力の高かったジミー(・ペイジ)はスタジオミュージシャンでそれなりに稼いでいたようですが、
ギタリスト主導のヤードバーズはジェフ・ベック加入してから様々な試みをするようになり、時代背景もありヴォーカルのキース・レルフはアルコールが入った状態でステージに立つことも日常だったようで、
オックスフォード大学でのパフォーマンスで奇声をあげてドラムスに突っ込んでしまたことに、ベースのポール・サミュエル=スミスが愛想を尽かしやめてしまったため、ジェフ(・ベック)の友人のジミーは、仕方なく演ったこともないベースを手にしたというのです。

程なくして、ジミーは、3代目ギター担当になり、ヤードバーズの音楽性を主導するようになりました。
歴代3人のギタリストは、アメリカの黒人音楽であるブルースに影響されて育ってきましたが、3者が3者とも別の解釈、アプローチをしているところが面白いですね。

特に、ジミーは、古典的なブルースから距離を置いていました。
そのことは在籍中、唯一(だと思いますが)のスタジオ収録アルバム「リトル・ゲームス」の中の「ドリンキング・マディー・ウォーターズ」です。
マディー・ウォーターズの「ローリン・アンド・タンブリン」、名曲中の名曲ですね。
題名のとおり、『マディー(・ウォーターズ)が酔っ払って演ったらこんな風になる』
なんて解釈したらいいのでしょうか、非常に大胆です。
ジミーは、思考の一部にそんな風にブルースを捉えていたのか、これから始めようと目論んでいる【レッド・ツェッペリン】の方向性を模索していたのか、
この曲がレッド・ツェッペリンのファーストアルバムに繋がっていくかと考えるととても興味深いです。

それでは、ヤードバーズ、クリームそしてマディー・ウォーターズを続けて聴いてみて下さい。

ドリンキング・マディー・ウォーターズ 【ヤードバーズ】

【クリーム】2005年再結成時のローリン・アンド・タンブリン

スピード感が心地よいブルースですね。

本家 【マディー・ウォーターズ】



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