こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)
日本で人気が出てたんですね
フランスのシャンソンシンガーのジョルジュ・ムスタキ
シャンソン以外でもブラジル音楽などを巧みに奏でれる多才な音楽性を持ったアーティストです。
ジョルジュ(・ムスタキ)を知ったのは高校生の時で、
私は知らなかったのですが、テレビドラマに使用されて日本でも人気になったようですね。
それで、ガテンが行きました。人気が出たからレコード屋さんにあったんですね。
当時、レコード屋さんでフォークのジャンルのところにあって、何気なく手に取ってみて、お店のご主人に頼んで視聴させてもらって、『いいじゃん』と言うことで、たまたま購入に至りました。
本屋さんで立ち読みしてバッタリ出会う本のような感じです。
説明できないもどかしさ
でも、この出会いは結構インパクトのあるものでした。
低いトーンで語りかけるような歌い方が、響いたんですね。
「音楽の楽しみ方は人それぞれで、感じるままに聴けば良い」の体現でした。
私のボキャブラリィが少なくて、良い理由が見つからない、説明できないもどかしさのアーティストの一人としてそれ以後、周期的に聴いています。
歌詞に秘めた思いもつかめない
ご紹介の「ポルトガル」は1975年にリリースされたナンバーで、
フランスのカーネーション革命が題材の曲ですが、ジョルジュは政治的な曲も結構リリースしています。
歌詞に「もう理想なんか実現できないんだと思い込んでいる人たちに、言ってやってください。ポルトガルでは赤いカーネーションが咲いたのだと」(ライナーノーツより)というサビが繰り返されます。
高校生だった私は、ほとんど無血で出来たカーネーション革命をそんな歌詞で歌い上げるジョルジュに、手で触ろうとしても実態が掴めない感覚を抱き、俄然興味を持ったことを思い出します。
それに加え、このポルトガルの詩には、ギリシャ神話のネタも絡ませてあるんです。
想像は次の想像につながり、部屋の中でじっとして何回も聴きました。
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