こんにちはー。
夏の高校野球・甲子園大会も大阪桐蔭高校の優勝で幕を閉じました。
今大会も大阪桐蔭の選手たちは頭一つ抜けてた感じがしますね。
まさに過去最強なんじゃないかってくらい素晴らしい選手が集まってましたぁー。
対する金足農業高校も吉田輝星選手を筆頭に素晴らしい野球で勝ち上がってきましたね。
なんだか凄い勢いを感じて決勝も勝っちゃうんじゃないかってくらいでした。
今大会を通じて個人的に印象に残ったシーンを今日は書きます!
金足農業・吉田輝星選手のシャキーン
今大会No.1投手と言っても過言ではない金足農業の吉田輝星投手。
素晴らしい低めのストレートの伸びとコントロール、そしてピンチになった時の一段階ギアを上げたかのような圧巻のピッチング。
吉田投手が1人で秋田県大会から甲子園決勝まで投げ抜いてきた体力も凄い。
そんな中、吉田投手のあるルーティンが話題となりました。
初回、6回、最終回と行われる侍ポーズです。
吉田投手とセンターの大友君と2人で目を合わせて刀を抜くような仕草をします。
これがカッコイイのよねぇー。
よーーし!抑えるぜぇ!!!
と気合が伝わってくる感じ。
甲子園大会途中で高野連から禁止の通達があって、最後は控えめにやってたのが印象的でした。
相手への敬意や礼節を重んじるということからの通達だったようです。
でも、この侍ポーズは忘れられないくらい印象的でしたぁー。
ちなみに侍ポーズのことを2人は『シャキーン』と呼んでるそうで、吉田投手のグラブの内側にはシャキーンと刺繍されてます。
こういう遊び心もなんか好感持てるわぁ。
大阪桐蔭・中川卓也主将のルーティン
決勝戦の相手・大阪桐蔭高校の中川卓也主将の打席に入る前のルーティンもとっても特徴的でした。
甲子園大会が始まる前に、少年野球チームの子たちの前でモノマネしたんだけど、1人にしか分かってもらえなかったっす(笑)。
でも、今度やったらきっと分かってもらえるんじゃないかな?ってくらい甲子園でも印象に残ったと思います。
相手を威圧するような圧倒的な存在感を放つポーズ。
打席に入る時にまずは、足元をならすために足でザッザッと土を払い、左足をグッグと足場を固めて打席に入ります。
そしてバットを背負うような感じから前に出してきて、ベースの外側をチョンチョンと二回叩き、最後に内側を一回叩きバットを構えます。
コトバではなかなか伝わらないので、動画をご覧くださいませ。
ウォーーー!めっちゃカッコイイわぁーー!
すげぇ打たれそうなイメージを持つだろうなぁ。
これで大したことない打者だったら笑い者にされちゃうかも知れませんが、そこは中川選手はシッカリと結果を残してきます。
プロ注目選手で今年のドラフト会議でも上位指名が有力とのこと。
このルーティンにはちゃんと意味があるそうです。
「あれは、打席で立つ位置と、打つポイントを確認するルーティンです。」
バットを当てるのは①ホームベースの捕手よりの外角、②ホームベースの投手よりの外角、③構えた右足の先あたりの内角の3箇所。
①②③の順番で指すことで、「外角ならこのラインまでは打つ」というような意識づけをしているそうです。体を仰け反らせる動作は「猫背になりやすいので、骨盤を立たせて身体の軸をうまく使うため」。
引用元 朝日新聞デジタルより
ちゃんと意味のある行動なんですねぇーー。
相手への威圧感もハンパないし、球場も盛り上がりますよね。
いつも同じルーティンを行うことで、いつもと同じ平常心で打席に立つことができるってのも良い効果ですね。
今日は、夏の甲子園大会で印象的だったシーンを書いてみました。
次は春のセンバツ甲子園大会までしばらく寂しいですが、今大会で活躍した選手たちがドラフト会議にかかるのか楽しみにしたいなって思います。
それでは、またっ!