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『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』野球の怖さを痛感した週末。

こんにちはー。
週末の少年野球コーチが生きがいになっているじょびスポです。

先週末は、岡崎市までフタバ産業旗争奪野球大会に参加してきました。
少年野球っていろんな地方大会がたくさんあるんだなって今更ながらに驚いてます。
日本の野球の裾野を広げるために、いろんな企業がバックアップして大会を開催してくれていることに感謝です。
自分の頃の大会のことってあんまり覚えてないんだけど、きっとイロイロ参加させてもらったんだろうなぁ。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

僕の中の格言というか、心にずっとある言葉が『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』です。
よく分からないんだけど、不思議に勝ってしまうことってあるんだけど、負けるには不思議に負けるってないんです。
負ける理由が必ずあるんです。
負けた時こそ、何があったのか?どんな理由で負けたのか?
今一度考えることをしなくては、成長はできない。
ってのが僕の根っこの部分にあります。

僕が野球人として大尊敬する野村克也氏のコトバだと思っていたのですが、野村さんがある人のコトバを引用したということを知りました。
長崎県の平戸藩・9代藩主である松浦静山の残したコトバだそうです。

野球の怖さを感じた

土曜日の初戦は、順当に勝った後の日曜日の二回戦。
正直言って個々の力では贔屓目に見てるかも知れませんが、全く負けていないと感じてました。
しかし、試合展開としては序盤のチャンスを自分たちで潰してしまって、4回の相手のワンチャンスに沈んだ感じ。
たらればはいけませんが、3回までのチャンスで1点でも入っていれば結果は変わっていたことでしょう。
流れを掴まなきゃいけないところで掴みきれなかったのが悔やまれます。

当たり前のことを当たり前にやる。
凡事徹底。
試合の展開と関係のないところでの行動で、ちょっと嫌な流れを感じたんだけど・・・
その通りの結果になっちゃいました。

野球って本当に難しいなぁーー。
そして怖いなぁーー。
選手たちはどう感じたんでしょうか?

「運がなかったなぁ。」って思っているようではアカンよ。
自分たちで流れを手放してしまったことに気づいて欲しい。
相手を舐めていた訳ではないだろうけど、いつでも点が取れるって感じでプレーしてなかったか?
負けの理由を自分たちなりに個々で考えてみて欲しいって思います。

野球に取り組む真摯な姿勢は見習うべき

プレーに関しては、それぞれ個々に感じるべきことがあったと思うけど、個人的に感じたことは相手チームの野球に対する真摯(しんし)な姿勢。
とにかく全力なんです。
試合中のプレーだけじゃなく、チーム全体として一つ一つの小さなことを全力でやる姿勢は素晴らしかったです。
指導者の端くれとして、見習うべきところだなって感じました。

僕らができていないことが相手チームはきちんとできていた。
僕にとっては当たり前で育ってきた野球周辺のことが伝えきれてなかったし、教えることができてなかったと反省。

たとえば、ファールボール処理もその一つ。
ライト側に大きなファールボールが飛んで行きましたが、僕らのチームの中で動き出すのが遅かったのもありますが・・・
三塁側ベンチから凄い勢いで選手が走っていき、僕らのチームの子を追い抜いてファールボールを取りに行ってました。
まさか、相手チームの子がココまでファールボール処理に来るなんて。
あそこから嫌な流れを感じてたのですが、止めれなかったのが悔やまれます。

走者なし時にキャッチャーがワンバンを取りきれなかった時にも違いを感じました。
プロ野球だったら後ろにボールがいってしまった場合は球審にサッとボールを要求して次のプレーに移ります。
でも、僕がやってきた野球では、キャッチャーは必ず逸らしたボールを取りにいってました。
行っていたというか、取りに行こうとしてました。
途中で球審からハイってボールを渡されて、時間短縮のことも考えられて次のプレーに移ることもありました。
コレが一球を大切にする野球だと僕は教えられて育ってきました。
大人になると横着になって取りに行かなくなるんですけどね(笑)。
こういう些細なことの積み重ねが試合に結果として出てしまうんだと感じちゃいました。
小さなことを一つ一つ積み重ねることで、『アリが象を倒す』というコトバのような結果を生むんじゃないかな。

こういう小さなことって僕らだってできることですよね。
だったら、一個ずつ小さなことからサボラず僕らもやり直していけばいいんです。
こういうことが出来ているチームが強くなることを僕は知ってます。
今できていないなら、できるようになればいい。
そんな風に僕は思うんです。

細かいことをいちいち言う大人だなぁって言われたっていい。
チームが強くなるためだと信じてこれからも言い続けます。
今回の試合のように小さなことの積み重ねが勝利につながる試合があると信じてます。
っていうか実際負けたし!痛感したし!
もう負けたくないし!!!

書きながら段々悔しさを思い出してきちゃいましたーー。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

このコトバを胸に刻みつけて、また頑張っていこうなぁーーー!
それでは、またっ!

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