こんにちはー。
また同年代の現役選手の引退報道が入ってきました。
僕も41歳になってるので、いまだにプロとして現役でプレーしているということが凄いんですけどね。
広島カープ・新井貴浩選手が引退発表
1977年1月30日生まれの41歳、広島カープ新井貴浩選手が今季限りでの引退を発表しました。
同年代の選手の活躍に勇気をもらっていた僕にとっては寂しいです。
仕事のご縁があって広島カープのことも大好きなだけに残念です。
画像引用元 広島東洋カープ公式サイトより
引退会見の中でも、カープ愛を感じた一文がありました。
『今若手がすごく力をつけてきていますし、これからの2年後3年後、あた5年後のカープのことを考えたときに今年がいいんじゃないかなと考えました。』
自分のことだけじゃなく、常にチームのことを考える男。
カープのことが大好きな男。
引退会見の言葉を読んだけど、本当に素晴らしい野球人だなって思います。
引退会見のコメントはこちらで読めます→広島東洋カープ公式サイトニュース
カープが好きすぎる男の阪神タイガースへのFA
そんなカープ一筋の男が2007年のシーズンオフにFAを発表し、阪神タイガースへと移籍しました。
この時は、とっても残念な気持ちになりました。
阪神タイガースと広島カープとの試合ではスタンドから大ブーイングで迎えられたり、ヤジも飛び交いました。
FA会見の際には涙ながらにカープへの愛を語っていただけに、だったらなぜ移籍するんだとファンは怒っていました。
「そんなにカープが好きなら、なぜ出ていくのか、とファンは憤っていました。駒沢大学時代、実力がプロのレベルにないと言われていた新井を、カープはドラフト6位で獲得し、猛特訓で本塁打王を獲得するスラッガーにまで育て上げた。
その過程をずっと見てきたファンの新井への思い入れは相当なものがあります。愛情が深いぶん、出ていくと言われて『裏切られた』という気持ちになるのも無理はない」
スポーツ報知元記者 駒沢悟氏
「出戻り」新井貴浩、屈辱と意地の物語【現代ビジネス】より引用
阪神への移籍という苦渋の決断をした陰には、低迷するチームの状況、そして何より、兄と慕う現阪神監督・金本知憲の存在がありました。
入団当初からシゴキにシゴかれていた新井選手を折に触れ気にかけていた金本さんと、もう一度一緒にプレーしたいという思いがあったと言われてます。
そして金本さんも引退し、2014年のシーズンオフに阪神を自由契約選手となり、広島カープに復帰しました。
ガムシャラに野球に取り組む姿勢
出戻りと言われたカープへの復帰。
当初はファンからも「何を今さら・・・」なんて思われていたようですが、新井選手はベテランながらもガムシャラにキャンプから練習に取り組み、レギュラーを奪取。
若手たちの手本となるべく初日から特守などにもチャレンジしてチームを引っ張ってきました。
若手からもいじられる新井選手ですが、後輩たちからも認められているからこそですよねー。
大ベテランにも水をかけまくるカープの若手もハンパない(笑)
思えばドラフト6位でプロの実力ではないと言われて入団してきた新井選手。
ガムシャラにひたむきに練習に取り組んできてプロとして一軍レベルまでなって活躍できた選手。
練習で潰れなかった強靭な肉体があったからこそ一軍レベルまで鍛え上げたって言われてます。
最初はマジで下手だったみたい(笑)
そんな選手がプロで2000本安打も達成しちゃうくらいに成長したってスゲェーっす。
ガムシャラに練習を続けることができるのも一つの才能ですね!
アウェイの神宮球場での達成だったけど、凄い大歓声で祝福されててカープファンに愛された選手ですね!
これからは、若手たちが新井選手の思いを継いでいってくれると思います。
まだシーズン終盤まで残っていますが、『お疲れ様でした!!!』と言わせてください。
最後にチーム一丸となって日本一を達成して新井選手を送り出してあげて欲しいなぁー。
そんな場面をぜひ見たいぞぉーーー!!!