こんにちはー。
日本シリーズも終わりシーズンオフもすぐそこ。
今日は日本シリーズMVPを獲得した甲斐拓也選手の甲斐キャノンの極意をご紹介しちゃいます。
キャッチャーを目指す子たちのヒントになったら嬉しいです。
画像引用元 Yahoo!ニュースより
育成ドラフトで入団し、強豪ソフトバンク・ホークスの正捕手にまでなったってマジでスゲェーっす。
日本一、日本シリーズMVPおめでとうー!
以前書いた甲斐拓也捕手の記事も合わせて読んでみてくださいませ→ソフトバンクホークス甲斐キャノンを支える「心」の一文字を地面に書く仕草
この記事を読むともっと甲斐拓也捕手が好きになっちゃうから気をつけて!(笑)
ソフトバンクを日本一に導いた甲斐キャノン
今回の日本シリーズのソフトバンク・ホークスと広島カープとの闘いでは、広島カープの機動力を封じた甲斐拓也捕手が鍵になったと言われてます。
日本シリーズ中に6連続盗塁阻止を見せた甲斐キャノンは圧巻でしたね。
第1戦で広島カープの足のスペシャリスト・上本崇司選手の盗塁を阻止したのが大きかったなぁー。
仕掛けてくる広島カープの盗塁をことごとく封じた甲斐キャノンをご覧くださいませ。
惚れ惚れするナイス送球ですねぇー。
甲斐キャノンを支える2つの極意
甲斐拓也捕手の盗塁阻止には肩の強さだけでなく、2つの極意があるんです。
もちろん圧倒的な肩の強さは素晴らしいのと、コントロールが良い点も忘れてはいけませんが、今日は技術的なところを書きますね。
極意1 撮る前に左足を動かす
キャッチャーが二塁に送球するためには捕球をして足を二塁に踏み出して投げる動きが必要です。
ここで甲斐拓也捕手は二塁到達までの時間を短縮するために捕ってからではなく、撮る前にステップを開始するんです。
捕球前に左足を動かすことで、ほんのちょっとですが送球への動作が速くなります。
このコンマ何秒の世界が盗塁阻止には影響が出るんですよね。
捕球から二塁までの到達タイムが2秒以内が盗塁阻止には必要と言われていますんで、僅かの差が甲斐キャノンの盗塁阻止率に貢献してます。
僕も捕ってから足が動いてるっすわー。
極意2 ギリギリまで引きつけて捕る
通常、キャッチャーは捕球時にはキャッチャーミットを前に伸ばしてボールをキャッチします。
速いボールの勢いに対して負けないように少し押し出し気味に捕球します。
勢いに負けてミットが動いてしまうと低めのストライクの球もボールに見えてしまったりしますからね。
理想はミットをストライクゾーンでビタ止めです。
変化球も曲がったり落ちたりするので、前目で捕球して印象良くしたいとこです。
しかし、盗塁阻止のためには速く投げるための捕球が必要!
そこで甲斐拓也捕手はギリギリまで引きつけて身体の近くで捕球することで、送球動作への時間短縮をしてるんです。
捕ってから引きつけるよりも、引きつけて捕った方がミットも遠回りしないから速い送球が可能になるんです。
字で書くと簡単なんですが、いざやってみると凄く難しい(笑)。
身につけるためには反復練習しかないんで、一生懸命練習してみてくださいねー。
ということで、動画でこの極意について取り上げてる番組があったんで、ご紹介。
盗塁阻止も想定力が大切
以前も書きましたが、野球は想定力が大切です。
盗塁阻止においても、甲斐拓也捕手は事前に想定して準備してるんですねー。
二塁ベースの狙う位置を決めピッチャーのここら辺に投げるって位置を事前に決めてるそうです。
二塁ベースよりも近いピッチャーの位置でもう一つ目印を作っておくんですねー。
以上のことを踏まえて甲斐拓也捕手の素晴らしい盗塁阻止動画を見てみましょうー。
たまらんわぁーーー。
こんなキャッチャーがいてくれたら、ピッチャーは凄く頼もしく感じるでしょうね!
これからも甲斐拓也捕手を応援していきまーっす!