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【レイ・チャールズ】1962年、公民権運動まっただ中で披露したカントリー・ミュージック「愛さずにはいられない」

こんにちは、メローです。
(60’s ~80’s ロック好きのメローなロッカーです。)

愛さずにはいられない

時代背景からして、考えられない選曲

1962年に「モダン・サウンズ・イン・カントリー・アンド・ウェスタン」をリリースしました。
その背景は、まさに動乱の時代だったと言えますね。

ウィキペディアによりますと、
「1960年に発足した民主党のジョン・F・ケネディ政権は、閣僚他スタッフに有色人種がいない事を批判されながらも公民権運動には比較的リベラルな対応を見せ、南部諸州の人種隔離各法、いわゆる「ジム・クロウ法」を禁止する法案を次々に成立させた。しかしケネディは1963年11月にダラスで凶弾に倒れ(ケネディ大統領暗殺事件)、リンドン・ジョンソン副大統領がその後を継ぐこととなりました。」

その当時、アフリカン・アメリカンがカントリー・ミュージックを歌うのは、命を賭けた行動だったと思います。
しかし、レイ(・チャールズ)は、あえてそれを選択しました。

結果的に、「アイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユ―」が大ヒットし、
黒人だけでなく、すべての肌の色のオーディエンスからの支持を得ました。

その後も、この物語は続き、キング牧師の暗殺が起き、
あの1969年に突入していったのですね。

ザ・フーのロック・オペラ、
クリムゾン・キングの宮殿、
レッド・ツェッペリンのデビュー・・・ウッドストック、ベトナム戦争・・・
ビートルズの解散前夜、
日本では、大学紛争・・・

なにが凄いって

その時期に、自身の危険を省みず、カントリーのアルバムをリリースしたレイ・チャールズの歩み方が凄い!

   


 

 

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