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野球で『声を出す』意味とメリットを自分なりに考えてみた。

こんにちはー。
少年野球コーチもしているじょびスポです。

よくグランドで『声を出せぇーーー!』って指導者の方が叫んでいますよね。
もちろん僕も声を出せ!って指導してます。
じゃあなぜ声を出さなければいけないのか?
そこんとこを自分なりに整理しておいてみます。

声を出すことで試合に入り込む

僕が考える一番の声を出す理由はコレ。
『声を出すことで試合に入り込む』です。
基本的に野球というスポーツは受け身のスポーツ。
だからこそ準備が大事なんですよね。
ピッチャー以外は全て自分からスタートではなく、相手やボールに合わせることが必要なスポーツ。
バッターはピッチャーが投げたボールに対してタイミングを合わせてボールを打ちます。
野手はバッターが打った打球に対して動いてボールを捕ります。
全て自分から合わせなければならないんです。

例えば外野を守っていて1試合で1球しかボールが飛んでこなかったとします。
分かりやすくするために投手が100球投げたとすると、飛んでくる確率は1%ですよね。
その1%のためにどう準備をしておくかが大事だと僕は言いたいんです。
いつ飛んでくるか分からない打球をずっと待ってると集中力って途切れがちですよね。
大人だって集中を切らしちゃうんだから、子供だったらなおさらです。
いくら集中しろって言ってても、難しいですよね。
だからこそ声を出す必要があるんです。

声を出せば試合に入り込めるんです。
ピッチャーが投げてるわぁーって他人事にならずに声を出すことで自分も当事者としての意識が持てるんです。
逆に声を出してなかったらボーッと待ってることになっちゃうからね。
だから声を出せ!って僕は言うんです。

声を出すことでチーム全体に活気が出る

野球に限らずスポーツの試合においては『流れ』ってものがあります。
この流れを作る、流れに乗るためには声が必要だと僕は思ってます。
声を出すことでチーム全体に活気が出るんです。
チャンスの時には声を出してチーム全体が盛り上がることで流れを掴むことができます。
大きな声を出してるとアドレナリンが出てきて、興奮状態になれるって思うんですよね。
この声と活気でチャンスを掴むことが大事!!!

逆に流れが悪い時にこそ、チーム全体からの声で流れを引き戻すこともできます。
ピンチの時だってピッチャーを1人にさせないことが大事。
みんなで守ってるから打たせても大丈夫!
俺らが守ってみせるから!
そんな声がピッチャーに勇気を与えるんです。
だからこそ、声を出すことが大事なんですよー!

連携や指示には声が大切

野球の試合ではボールをずっと見て動くことができない場面が多々あります。
ランナーで次の塁に向かって走っている時には自分でボールの行方を見ることができない場合があります。
例えば2塁ランナーがセンター前に飛んだ打球を見ながら走ることはできないし、振り向いて見ながら走ったら遅くなっちゃいます。
そんな時は三塁コーチャーの声や指示が、ベンチからの声が大切になります。
今の状況を掴むのはコーチャーの声が頼りなんです。

『センターがエラーしたからホームまで走れ!』
『ボールがホームに帰ってきてるから止まれ!』

とか指示の声が必要。
ボールが来た時だけ、そういう場面だけ声を出せ!って言われてもなかなか出ないもの。
だからこそ普段から声を出して準備しておかなきゃです。

攻撃の時だけじゃないですよ。
守備の時にも声の連携って大事です。
ボールをどこに投げればいいのか?
どっちがボール取りにいくのか?
そういう連携にも声が必要なんです。
これもいざという時だけ声を出せって言われても出ないんですよねぇー。
だからこそ、普段から声を出して準備することが必要っす。

まとめ

野球で声を出すのはいざという時の準備のためだったり、流れを掴むために必要なこと。
普段から声を出しておくことが大事なんです。
シーーーンとした状態で野球やっててもなんかつまらないよね?
僕は声を出さずに野球をやってきたことがないから、静かにやっててもつまらない。
試合に出ていなくたって声でチームに貢献できることはあるんだから。
だから、僕はベンチからずっと声出してるんだからねー。

ということで元気よく声出していこうぜぇーーー!
それでは、またっ!
 


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