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野球で採用されているタイブレークはカテゴリーごと、大会ごとにルールが微妙に違う

こんにちはー。
週末少年野球コーチのじょびスポです。
いまだ甲子園ロスのため野球ネタが続いてますが、もうしばらくお付き合いくださいませ。

高校野球のタイブレーク

今日は今回の夏の甲子園大会でも行われた延長タイブレークについて。
3回戦で星稜高校VS智弁和歌山高校の試合で行われ、延長14回に劇的なサヨナラホームランで決着がついた試合で耳にされたんじゃないでしょうか?

画像引用元 日本経済新聞HPより

高校野球の試合は基本的には9回までですが、9回裏を終わっても同点の場合は延長に入ります。
今までですと、決着がつくまで1回ずつ延々と戦っていくのですがそれでもなかなか決着がつかないこともあり、第40回夏の甲子園大会からは延長18回を終えて同点の場合は、引き分けとして後日再試合というルールになりました。
その後、2000年の第72回選抜大会から延長18回ではなく延長15回で引き分け再試合とルールが変更になりました。
近年、投手の球数制限などの議論とともに2018年の第100回大会からタイブレーク制が導入されました。

甲子園大会では延長13回からタイブレーク方式が採用されます。
ノーアウト1塁2塁からプレーが行われます。
つまり得点が入りやすいチャンスの状態からスタートし、点を取り合って決着を早期につけるイメージです。
それでも、すぐに決まらないこともあるんですけどね。

星稜高校VS智弁和歌山高校戦は13回はお互い無得点で14回裏にサヨナラホームランでしたね!

こうやってみると送りバントってなかなか決まらないもんなんだなぁー。
ってバント職人と言われるくらい得意だった僕からすると簡単だと思うんだけどね。

カテゴリーによるタイブレークの違い

同じ野球でもカテゴリーによってタイブレークの内容が違います。
高校野球は先ほどの通りですが、大会によって多少ルールが違う場合もあるみたいです。
軟式高校野球も同じで延長13回からノーアウト1、2塁からタイブレーク方式で行います。
大学野球でもタイブレークは採用されておりますが、延長10回からノーアウト1塁2塁でタイブレークが始まるそうです。
細かくはリーグごとに規定があるので確認が必要かと思われます。
社会人野球も都市対抗野球大会では延長12回からノーアウト1塁2塁の状態からタイブレークが始まります。
細かな試合時間等によってもタイブレークが早まることもあるようです。

少年野球のタイブレーク

これも大会ごとによってタイブレーク・ルールが違うこともありますが、基本的には7回が終了して同点の場合にタイブレークが行われます。
しかし、少年野球の試合は時間で切ってしまうことも多く、時間終了の段階で同点の場合にタイブレークが行われます。
先ほど紹介した高校野球や大学、社会人野球と違って少年野球はノーアウト満塁からタイブレークが始まります。
まさに絶体絶命の状態から(笑)
ピッチャーとしては非常に嫌な状況からですよねー。
それだけ得点が入りやすいようなシチュエーションってことです。
でもね、これがやってみると思い通りに行かなくて難しいんですよね。
大会によってはタイブレークを行うことなく抽選で勝敗を決める場合もありますので、大会規定をチェックしてくださいね。

そういえば先日抽選で勝ちました(笑)→同点にされても諦めずに踏ん張れたことで勝利

ということで、タイブレークと一口で言ってもカテゴリーごと、大会ごとに細かなルールが違うことがありますので、注意しましょう。
投手の疲労軽減などで考えられたルールですが、その戦い方は結構難しいんです。
僕らもまだまだ学んでいかなきゃですなーー。
それでは、またっ!
 


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